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『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田そのこ
¥737
思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、そして、ともには生きられなかったあの人のこと――。 大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。 すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。
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『ぎょらん』町田そのこ
¥935
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。 噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。 地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。 「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。
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『大きな熊が来る前に、おやすみ。』島本理生
¥605
SOLD OUT
もう忘れ始めてもいいのだろうか。 すごく悲しかったことを――。 恋をすることで向き合う、心の闇。 3つのラブストーリー。 きっかけは本当につまらないことだった。 穏やかな暮らしを揺さぶった、彼の突然の暴力。 それでも私は――。 互いが抱える暗闇に惹かれあい、かすかな希望を求める二人を描く表題作。 自分とは正反対の彼への憧れと、衝動的な憎しみを切り取る「クロコダイルの午睡」。 戸惑いつつ始まった瑞々しい恋の物語、「猫と君のとなり」。 恋愛によって知る孤独や不安、残酷さを繊細に掬い取る全三篇。
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『サキの忘れ物』津村記久子
¥649
SOLD OUT
何にも夢中になれるものがない――。 1冊の本が、千春の人生を変えてゆく。 心に染み入る短篇集。 自分には何にも夢中になれるものがない――。 高校をやめて病院併設の喫茶店でアルバイト中の千春は、常連の女性が置き忘れた本を手にする。 「サキ」という外国人の男性が書いた短篇集。 これまでに一度も本を読み通したことがない千春だったが、その日からゆっくりと人生が動き始める。 深く心に染み入る表題作から、謎めいた旅行案内、読者が主役のゲームブックまで、かがやきに満ちた全九編。
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『愛の渇き』三島由紀夫
¥737
沼のような情念。 罪は誰にあるのか——。 杉本悦子は、度重なる不倫で彼女を苦しめ続けた夫を突如亡くし、舅の弥吉や夫の兄弟家族が住む別荘兼農園に身を寄せた。 やがて舅との肉体関係に陥った悦子は、その骸骨のごとき手で体をまさぐられながらも、雇われ庭師、三郎の若い肉体と質朴な心に惹かれていく。 だが三郎には女中の美代という恋人がいた。 嫉妬と歪んだ幸福が荒々しい結末を呼ぶ野心的長編。
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『仮面の告白』三島由紀夫
¥737
この告白によって、私は自らを死刑に処す――。 女に魅力を感じず、血に塗れた死を憧憬しつつ自らの性的指向に煩悶する少年「私」。 軍靴の響き高まるなか、級友の妹と出会い、愛され、幸福らしきものに酔うが、彼女と唇を重ねたその瞬間「私には凡てがわかった。一刻も早く逃げなければならぬ」――。 少年が到達した驚異の境地とは? 自らを断頭台にかけた、典雅にしてスキャンダラスな性的自伝。
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『潮騒』三島由紀夫
¥693
その火を飛び越して来い。永遠の青春がここに――。 古代の伝説が息づく伊勢湾の小島で、逞しく日焼けした海の若者新治は、目もとの涼しげな少女初江に出会う。 にわかに騒ぎだす新治の心。 星明りの浜、匂う潮の香、触れ合う唇。嵐の日、島の廃墟で二人きりになるのだが、みずみずしい肉体と恋の行方は――。 困難も不安も、眩しい太陽と海のきらめきに溶けこませ、恩寵的な世界を描いた三島文学の澄明な結晶。
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『金閣寺』三島由紀夫
¥880
SOLD OUT
金閣を焼かなければならぬ。 破滅に至る青年の「告白」。 「美は……美的なものはもう僕にとっては怨敵なんだ」。 吃音と醜い外貌に悩む学僧・溝口にとって、金閣は世界を超脱した美そのものだった。 ならばなぜ、彼は憧れを焼いたのか? 現実の金閣放火事件に材を取り、31歳の三島が自らの内面全てを託した不朽の名作。 血と炎のイメージで描く〈現象の否定とイデアの肯定〉──三島文学を貫く最大の原理がここにある。
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『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫
¥781
SOLD OUT
「今夜腹を切る」「お供をさせていただきとうございます」 二・二六事件で逆賊と断じられた親友を討たねばならぬ懊悩(おうのう)に、武山中尉は自刃を決意する。 夫の覚悟に添う夫人との濃厚極まる情交と壮絶な最期を描く、エロスと死の真骨頂「憂国」。 16歳の実質的デビュー作「花ざかりの森」、著者の生涯にわたる文学的テーマを内包した「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」等13編。 多彩な魅力の自選短編集。
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『美徳のよろめき』三島由紀夫
¥649
SOLD OUT
こういう婦人に愛された男こそ仕合せである——。 「私、浮気をしてもよくって?」上流階級の躾(しつけ)の良い家庭に育った二十八歳の節子は、親の決めた男と結婚し子どももいたが、婚前に夫以外の男と唯(ただ)一度交わした接吻を忘れられずにいた……。 官能の目覚め、旅行先の裸の朝食、二度の妊娠、狂おしい嫉妬、鮮やかな性と生。 姦通という背徳を犯しても、汚れることを知らない聖女・節子の不倫の辿り着く先は——。
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『音楽』三島由紀夫
¥605
私、音楽がきこえないんです。 奇妙な訴えに潜む「人間」の謎。 精神科医である私の診療所のドアを、ある日、美しい女が叩いた。 この患者は、兄との近親相姦で得たオルガズムの衝撃から抜け出せず、恋人とも愛し合うことができない不感症に思い悩んでいるというが、何か怪しい――。 言葉に嘘の気配を感じながらも、彼女の美貌と気まぐれに翻弄され、治療は困難を極める。女性心理と性の深淵をドラマチックに描く異色作。
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『大和路・信濃路』堀辰雄
¥572
旅の感動を率直に綴る「大和路」「信濃路」など、堀文学を理解するための重要な鍵であり、その思索と文学的成長を示すエッセイと小品。
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『風立ちぬ・美しい村』堀辰雄
¥605
それは死の味のする幸福だった――。 サナトリウムで育まれた奇跡的な愛。 繊細な心理を捉えた傑作2編。 風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。 バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。
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『古都』川端康成
¥693
ざわめく血、ほどける絆。 すみずみまで美しい、川端文学不朽の名作。 京都の呉服問屋の娘である千重子は、幼馴染の大学生、真一と平安神宮へ花見に出かける。 夕暮れ時、彼女はある秘密を明かすが、真一は本気にしなかった。 やがて夏の祇園祭の夜、千重子は自分とそっくりな娘と出会う。あなたは、いったい誰? 運命の歯車が回りはじめた……。 京都の伝統ある行事や街並み、移ろう季節を背景に、日本人の魂の底に潜む原風景を流麗に描く。
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『雪国』川端康成
¥506
身も心も愛してほしいのに、なぜ男は冷たいふりをするのよ。 新緑の山あいの温泉で、島村は駒子という美しい娘に出会う。 駒子の肌は陶器のように白く、唇はなめらかで、三味線が上手だった。 その年の暮れ、彼女に再び会うために、島村は汽車へと乗り込む。 すると同じ車両にいた葉子という娘が気になり……。 葉子と駒子の間には、あるつながりが隠されていたのだ。 徹底した情景描写で日本的な「美」を結晶化させた世界的名作。
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『伊豆の踊子』川端康成
¥605
旅の終りにひとすじの涙……これが孤独なぼくの初恋なんだ。 旧制高校生の「私」は、一人で伊豆を旅していた。 途中、旅芸人の一行を見かけ、美しい踊子から目が離せなくなる。 大きな瞳を輝かせ、花のように笑う踊子。彼女と親しくなりたい。 だが、「私」は声をかけられない……。 そんなとき、偶然にも芸人たちから話しかけられ、「私」と踊子との忘れられない旅が始まった――。 若き日の屈託と瑞瑞しい恋を描いた表題作。 ほかに「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」を収録。
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『掌の小説』川端康成
¥1,100
三頁の奇跡。 残酷なのに、歪んでいるのに、儚いのに、世界はこんなにも美しい。 親を早くに失った私は、幼い頃から祖父を一人で介護していた。 私が十六歳の時に祖父が亡くなり、火葬され……。 自伝的な「骨拾い」のほか、「伊豆の踊子」の原形をなす「指環」、謎めいた高貴な少女が馬車を追いかける「夏の靴」、砕け散ってしまった観音像を巡る「弱き器」など、四十年以上にわたり書き続けられた豊穣なる掌編小説122編。 神秘、幻想、美的感受性等、川端文学の粋が凝縮されている。
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『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈
¥693
我が道を突き進む成瀬あかりの人生は、今日も誰かと交差する。 お笑いコンビ「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の大学受験を見守る父、バイト先に現れたクレーマー、観光大使になるべくして生まれた女子大生。 個性豊かな面々が新たな成瀬あかり史に名を刻むなか、幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書き置きを残して失踪しており……。
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『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈
¥693
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。 閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。 さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。
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『ブルー ハワイ』燃え殻
¥781
特別ではないささやかな記憶に救われて、僕らは今日を生きている。 哀しみの中にいる人を支えるのは、特別でもなんでもない、ささやかな記憶の断片なのかもしれない。 「とにかく体には気をつけなさい」と言い続けた母。 反抗期の頃に通った駄菓子屋のじいさん。五反田のラブホ街で泣いている僕にセブンスターを差し出した入れ墨の男。 情けなくも愛おしい日々のきらめきを掬いあげたエッセイ集。
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『それでも日々はつづくから』燃え殻
¥605
情けない日常でもいいじゃないか、今日も僕たちは生きている。 まーまー好きな人と号泣しながら観た、まーまーな映画。観客6名のトークイベント。 疲れると無性に顔を見たくなる友人。 「好きな男ができた」と3回ふられた彼女からの最後の電話。 明日からつづく日々も案外悪くないと思える、じんわりと効く温かいスープのようなエッセイ集。
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『夢に迷ってタクシーを呼んだ』燃え殻
¥649
いつか僕たちは必ずこの世界からいなくなる――。 ネットニュースで、三週間前に会った知人の死を知った日。 「もうダメだ」と言い続けていた最悪な時代の仲間との再会。 「で、お前いつ帰るんだ?」が口癖だった祖父との思い出。 恵比寿の焼き鳥屋で見かけたヨーダ似のお爺さんと美少女。 日常を生きていく寂しさと心もとなさに、そっと寄り添ったエッセイ集。
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『すべて忘れてしまうから』燃え殻
¥649
SOLD OUT
人生はままならない。 だから人生には希望が必要だ。 深夜ラジオを聴いた部屋で、祖母と二人きりで行った富士サファリパークで、仕事のためにこもった上野のビジネスホテルで、仮病を使って会社を休んで訪れた石垣島で、ボクが感じたものは希望だったのか――。 良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまう。 だからこそ残したい、愛おしい思い出の数々。 著者初のエッセイ集。
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『不良老人の文学論』筒井康隆
¥781
SOLD OUT
これは、まだ遺書ではない。 デビューから66年、創作秘話、畏友交遊、文学的信念を遂に暴露。 大江健三郎との絆、井上ひさしの忘れ得ぬ言葉、丸谷才一の凄み、星新一の威厳、小松左京の功績、桂米朝の教養、手塚治虫のもう一つの世界。 漱石、芥川、谷崎文学の解読。『モナドの領域』『ダンシング・ヴァニティ』『聖痕』『大いなる助走』等の創作秘話。 追悼、書評、解説、選評、インタビュー等から立ち上がってくる現代文学の核心。 そして筒井文学の淵源。 文学愛好者、作家志望者必読のエッセイ集。
