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『庭』小山田浩子
¥649
文庫 私は夫と離婚をする。 そのことを両親に報告せねばならない。 実家へ向かう路線バスのなかで、老人たちがさかんに言い交わす「うらぎゅう」。聞き覚えのない単語だ ったが、父も母も祖父もそれをよく知っているようだ――。 彼岸花。どじょう。クモ。娘。蟹。ささやかな日常が不条理をまといながら変形するとき、私の輪郭もまた揺らぎ始める。 自然と人間の不可思議が混然一体となって現れる15編。 出版社:新潮社 発売日:2021.1 タイプ:文庫
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『工場』小山田浩子
¥605
文庫 大河が南北を隔てる巨大工場は、ひとつの街に匹敵する規模をもち、環境に順応した固有動物さえ生息する。 ここで牛山佳子は書類廃棄に励み、佳子の兄は雑多な書類に赤字を施し、古笛青年は屋上緑化に相応しいコケを探す。 しかし、精励するほどに謎はきざす。この仕事はなぜ必要なのか……。緻密に描き出される職場に、夢想のような日常が浮かぶ表題作ほか2作。 新潮新人賞、織田作之助賞受賞。 出版社:新潮社 発売日:2018.9 タイプ:文庫
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『小島』小山田浩子
¥825
文庫
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『穴』小山田浩子
¥572
文庫版。 仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ私は、暑い夏の日、見たこともない黒い獣を追って、土手にあいた胸の深さの穴に落ちた。甘いお香の匂いが漂う世羅さん、庭の水撒きに励む寡黙な義祖父に、義兄を名乗る知らない男。出会う人々もどこか奇妙で、見慣れた日常は静かに異界の色を帯びる。芥川賞受賞の表題作に、農村の古民家で新生活を始めた友人夫婦との不思議な時を描く二編を収録。 出版社:新潮社 発売日:2016.8 タイプ:文庫
