-
『ウォークス 歩くことの精神史』レベッカ・ソルニット(著)、東辻賢治郎(訳)
¥4,950
アリストテレスは歩きながら哲学し、彼の弟子たちは逍遥学派と呼ばれた。 公民権運動、LGBTの人権運動の活動家たちは街頭を行進し、不正と抑圧を告発した。 彼岸への祈りを込めて、聖地を目指した歩みが、世界各地で連綿と続く巡礼となった。 歴史上の出来事に、科学や文学などの文化に、なによりもわたしたち自身の自己認識に、 歩くことがどのように影を落しているのか、自在な語り口でソルニットは語る。 人類学、宗教、哲学、文学、芸術、政治、社会、レジャー、エコロジー、フェミニズム、アメリカ、都市へ。 歩くことがもたらしたものを語った歴史的傑作。 歩きながら『人間不平等起源論』を書いたルソー。 被害妄想になりながらも街歩きだけはやめないキェルケゴール。 病と闘う知人のためにミュンヘンからパリまで歩き通したヘルツォーク。 ロマン主義的な山歩きの始祖・ワーズワース。 釈放されるとその足でベリー摘みに向かったソロー。 インク瓶付きの杖を持っていたトマス・ホッブス。 ラッセルの部屋を動物園の虎のように歩くウィトゲンシュタイン。 刑務所のなかで空想の世界旅行をした建築家アルベルト・シュペーア。 ヒロインに決然とひとり歩きさせたジェーン・オースティン。 その小説同様に大都市ロンドン中を歩きまわったディケンズ。 故郷ベルリンを描きながらも筆はいつもパリへとさまようベンヤミン。 パリを歩くことをエロチックな体験とみなしたレチフ・ド・ラ・ブルトンヌ。 歩行を芸術にしたアーティスト、リチャード・ロング。 ......歩くことはいつだって決然とした勇気の表明であり、不安な心をなぐさめる癒しだった。 出版社:左右社 発売日:2017.7 判型・製本:四六判・上製 ページ数:520
-
『記号と事件 1972-1990年の対話』ジル・ドゥルーズ(著)、宮林寛(訳)
¥1,320
『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』『シネマ』などにふれつつ、哲学の核心、政治などについて自在に語ったドゥルーズの生涯唯一のインタヴュー集成。 ドゥルーズ自身によるドゥルーズ入門。 出版社:河出書房新社 発売日:2007.5 判型・製本:文庫 ページ数:384
-
『ニーチェと哲学』ジル・ドゥルーズ(著)、江川隆男(訳)
¥1,540
ニーチェ再評価の烽火となったドゥルーズ初期の代表作、画期的な新訳。 ニーチェ哲学を体系的に再構築しつつ、「永遠回帰」を論じ、生成の「肯定の肯定」としてのニーチェ/ドゥルーズの核心をあきらかに。 出版社:河出書房新社 発売日:2008.8 判型・製本:文庫 ページ数:472
-
『精神現象学 上』G.W.F.ヘーゲル(著)、熊野純彦(訳)
¥1,870
感覚的経験という最も身近な段階から、数知れぬ弁証法的過程を経て、最高次の「絶対知」へと至るまで―。 精神のこの遍歴を壮大なスケールで描き出し、哲学史上、この上なく難解かつ極めて重要な書物として、不動の地位を築いてきた『精神現象学』。 我が国でも数多くの翻訳がなされてきたが、本書は、流麗ながら、かつてない平明な訳文により、ヘーゲルの晦渋な世界へと読者をやさしく誘う。 同時に、主要な版すべてを照合しつつ訳出された本書は、それら四つの原典との頁対応も示し、原文を参照する一助となす。 今後のヘーゲル読解に必携の画期的翻訳 出版社:筑摩書房 発売日:2018.12 判型・製本:文庫 ページ数:672
-
『精神現象学 下』G.W.F.ヘーゲル(著)、熊野純彦(訳)
¥1,870
長大な遍歴のすえ、人間はいかにして「絶対知」へと到達するのか? この書により、哲学史上、かつてない壮大な哲学体系をつくりあげたヘーゲルが、最後に出した答えとは―。 平明な語り口でありながら、今後のヘーゲル研究に絶大な影響を与えるであろう緻密な新訳が、その核心を明らかにする。 下巻の巻末には、『精神現象学』に数多くちりばめられた、広く知られる名言を拾いあげた「フレーズ索引」を収録。 従来のはるか先へと読者の理解を導く。 「精神が偉大なものとなるのは、より大きな対立からみずからへと立ちかえる場合である」。 出版社:筑摩書房 発売日:2018.12 判型・製本:文庫 ページ数:624
-
『悪い言語哲学入門』和泉悠
¥924
【版元HPより】 「あんたバカ?」「だって女/男の子だもん」。 私たちが何気なく使う多くの言葉のどこに問題があるのか? その善悪の根拠を問い、言葉の公共性を取り戻す。 私たちは言葉を使うことができるため、言葉については誰もが一過言あるかと思われるが、しかしどれだけ美文を理解したり、かけたとしても言語を理論的に理解しているとはいえない。 たとえば、本書のテーマのひとつとなる「悪口」についても、他者を傷つける言葉、などと考えられているかもしれないが、問題はそんなに簡単なものではない。 それだけでは、言葉の真の性質を理解するものにならないからである。 たとえば、メンタルが強いAさんがいて、その人に対して否定的なことをいう人がいるとする。メンタルがつよいAさんはそんな言葉では、傷つくことはない。 だとすると、ここで使われた言葉は「悪口」といえないのだろうか? もちろん、それには違和感を覚えるだろう、そのため、「悪口」が人を傷つける言葉という定義では、その構造を理解できないのである。 そこで悪口や、その他さまざまな意味での悪い言葉の現象について、そのメカニズムを理解する準備として、言語哲学を中心とした学術的研究において用いられる概念や理論を紹介していく。 そして、悪い言語に立ち向かうために、悪い言語とはなんなのかを探求していくことになる。 出版社:筑摩書房 発売日:2022.2 判型・製本:新書 ページ数:256
-
『罪びととワインを酌み交わしたイエス ーーもう、聖書につまずかない』根無一信
¥2,750
【版元webより】 イエスは大酒飲みだった! 聖書にはイエスが「罪びと」たちと楽しそうに飲み食いしていたことをうかがわせる記述がある。 ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは[…]人の子が来て、飲み食いすると、「見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ」と言う。 (『ルカによる福音書』第7章30~34節) イエスは「罪びと」として虐げられる社会的弱者のところに行き、病気の治療を行った。空疎な愛を語る律法学者や、仲間にだけ隣人愛を発揮する人々に対して「隣人とは誰のことなのか?」と突きつけ、愛を必要としている人たちのところへ自ら赴いて、その人たちの声に耳を傾け、ともに飲み食いした。こういった行為そのものこそ大事なのだと、身を持って示したのである。 イエスの物語として読んでみる。 『聖書』を「聖なる書」として読まなくても、『聖書』に書かれた言葉を「ありがたいお言葉」として受け取らなくても、そしてイエスという男を「聖人」「メシア」と見なさなくても、『聖書』は読むことができる。 出版社:名古屋外国語大学出版会 発売日:2024.9 判型・製本:A5判 ページ数:308
-
『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』谷川嘉浩
¥990
SOLD OUT
【版元HPより】 「将来の夢」「やりたいこと」を聞かれたとき、なんとなくやり過ごしていませんか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すための道標がここにある 「本当にやりたいこと」「将来の夢」「なりたい自分」こんなテンプレに惑わされないために。 変化を恐れない勇気、あげます。 「将来の夢」や「本当にやりたいこと」を聞かれたとき、それっぽい答えを言ってやり過ごしたことはないですか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すためにスマホを置いて一歩を踏み出そう。 出版社:筑摩書房 発売日:2024.4 判型・製本:新書 ページ数:256
-
『恋愛のディスクール・断章』ロラン・バルト
¥4,950
「恋するわたしは狂っている。そう言えるわたしは狂っていない。わたしは自分のイメージを二分しているのだ。自分の眼にわたしは気のふれたものと映る(わたしは自分の錯乱のなんたるかを識っている)のだが、他人の眼にはただ変っているだけと映るだろう。わたしが自分の狂気をいたって正気に物語っているからだ。わたしはたえずこの狂気を意識し、それについてのディスクールを維持しつづけている」 恋愛の諸相を分析し、その内的宇宙を開示するのに、ロラン・バルトほどの適任者はいないであろう。 この著作は、恋する主体に扮した「わたし」の体験をはじめ、友人との会話、『若きウェルテルの悩み』、ニーチェ、ラカン、禅など、さまざまなテクストを自在に引用、あるいはそっと潜ませて展開されている。 不在、共苦、肉体、沈黙、夜など、バルトならではの断章形式によって「非連続の書物、いくぶんかはラブストーリーに異議を申し立てる書物」となった本書は、刊行直後から今に至るまで、世界中で多くの読者を惹きつけている。いつでも、いつまでも読んでいたい本である。 訳者:三好郁朗 出版社:みすず書房 発売日:2020.11 判型・製本:四六判 ページ数:384
-
『愛するということ』E・フロム
¥1,430
愛は技術であり、学ぶことができる―― 私たち現代人は、愛に餓えつつも、現実にはエネルギーの大半を、成功、名誉、金、権力といった目標のために費やし、愛する技術を学ぼうとはしない。 愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。 訳者:鈴木晶 出版社:紀伊國屋書店 発売日:2020.9 判型・製本:四六判 ページ数:212
-
『「愛」するための哲学』白取春彦
¥1,540
SOLD OUT
「愛とは何か」「愛するとはどういうことか」「愛することで何が変わるのか」……。 現代人が見失っている、 人生を幸福に生きる「愛」する能力の育て方を、先人の深遠な知見から導く。 「愛」することは、自分を生きること。 人生を幸福に生きるうえで必要なこと・今すぐできること。 本書では、世界の先人の経験による知見と洞察をベースにし、本当の「愛」はどういうものであるのかを深く追求します。 さらに、「愛」することが人間の最重要の能力であることを示し、「愛」する能力を強く育てるためにはどういう生き方をすれば効果があるのかを考え、古代から広く行なわれてきた一つの基礎的方法としてソリチュードの生活を提示します。 本書が、多くの人の「愛」の覚醒の一助となることを願います。 ――「はじめに」より 出版社:河出書房新社 発売日:2021.2 判型・製本:四六判 ページ数:248
-
『饗宴』プラトン
¥792
原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。 一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる。 談論風発、最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美、更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。 プラトン対話篇中の最大傑作。 訳者:久保勉 出版社:岩波書店 発売日:1952.10 判型・製本:文庫 ページ数:194
-
『 傷の哲学、レヴィナス』村上靖彦
¥2,420
人間は傷つき、傷つける。 ケアの現場と現象学とを結ぶ泰斗が、「傷」から回復し他者と生き延びるための方途を哲学者レヴィナスとともに探ってゆく、真摯で新しいレヴィナス入門。 出版社:河出書房新社 発売日:2023.9 判型・製本:四六判変形 ページ数:288
-
『レヴィナス 移ろいゆくものへの視線』熊野純彦
¥1,496
戦争と虐殺の世紀を生き延び、様々な「無用の苦しみ」を問うことから生じたレヴィナスの哲学。 いまや倫理学の第一人者となった著者が、難解といわれる二つの主著のテクストにそって、レヴィナスが問題とした「時間」「所有」「存在」「他者」の意味を解き明かす。 現代を生き抜く強靭な思考を浮かび上がらせた著者初期の名著。 出版社:岩波書店 発売日:2017.6 判型・製本:文庫 ページ数:362
-
『「ふつうの暮らし」を美学する』青田麻未
¥990
よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう――。 日々の暮らしを支える活動やモノを通じて「美」を捉える「日常美学」は、哲学の一分野である「美学」の中でも、とりわけ新しい領域。これまでの美学は、日常から離れた「芸術」を主な対象とし、家や暮らしにまつわる事象を無視してきた。 しかし、私たちは日々の生活の中でも「美」や「快」を感じながら生きており、その時にはたらく感性が音楽や美術を感じるときより低級だとは言えないはずである。 椅子、掃除と片付け、料理、地元、ルーティーンなどの具体例を通じて、私たちの感性、そして世界を見つめ直す「日常美学」の入門書。 出版社:光文社 発売日:2024.6 判型・製本:新書 ページ数:288
-
『家の哲学』エマヌエーレ・コッチャ
¥2,750
都市にすべてを位置づけてきた哲学は、今こそ家を論じなければならない。 わたしたちの幸福と惑星の未来は家のなかにある。 浴室、キャビネット、ベッド、廊下、台所──家を通してわたしは「他者」となり、また「他者」はわたしとなる。 家は「雨風を防ぐもの」「所有された空間」ではなく、わたしのメタモルフォーゼが繰り返される、幸福の実験場である。 「生」の変様を記述する哲学者コッチャによる、現代の家についての哲学的エッセー集。 訳者:松葉類 出版社:勁草書房 発売日:2024.7 判型・製本:四六判 ページ数:196
-
『地図とその分身たち』東辻賢治郎
¥1,980
時代とともに形を変えながら常に私たちのそばにある「地図」。 私たちは「地図」を通して何に出会っているのだろうか? 世界の肌触り、欲望と知の来歴、怪物の気配、置いてきた故郷、融ける国境、街角の冒険、駆け抜ける自転車、戦争の姿、歴史の空白、地図製作者、映画の手がかり、位置情報の意味、失われた存在、浮遊する鳥の眼差し……。 レベッカ・ソルニット『ウォークス』で知られ、地図製作者でもある翻訳家による、地図に魅せられた思索のエッセイ。 出版社:講談社 発売日:2024.7.25 判型・製本:四六判 ページ数:240
-
『歎異抄』金子大栄 校注
¥550
SOLD OUT
親鸞滅後、弟子唯円が師の言葉をもとに編んだもので難解な仏典仏語がなく、真宗の安心と他力本願の奥義が平易に解かれている。 出版社:岩波書店 発売日:1931.6 判型・製本:文庫 ページ数:94
-
『はじめてのスピノザ 自由へのエチカ』國分功一郎
¥968
SOLD OUT
私たちはまだ、「自由」を知らない――。 覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。 気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学(エチカ)入門。 出版社:講談社 発売日:2020.11 判型・製本:新書 ページ数:184
-
『スマートな悪 技術と暴力について』戸谷洋志
¥1,540
【「はじめに」より】 いま、あなたの周りには、いったいいくつのスマートデバイスが存在するだろうか。 もしかしたら、あなたのポケットにはスマートフォンが入っているかも知れない。 あるいはあなたの腕にはスマートウォッチが巻かれているかも知れない。 スマートスピーカーで音楽を聴き、スマートペンでメモを取っているかもしれない。 あなたの家はスマートロックに守られているかも知れない。そんなあなたはスマートシティに住んでいるかも知れない。 私たちの日常を多くのスマートなものが浸食している。 私たちの生活はだんだんと、しかし確実に、全体としてスマート化し始めている。 しかし、それはそうであるべきなのだろうか。 そのように考えているとき、問われているのは倫理である。 本書は、こうしたスマートさの倫理的な含意を考察するものである。 (中略) もちろん、社会がスマート化することによって私たちの生活が便利になるのは事実だろう。 それによって、これまで放置されてきた社会課題が解決され、人々の豊かな暮らしが実現されるのなら、それは歓迎されるべきことだ。まずこの点を強調しておこう。 あえて疑問を口にしてみよう。 スマートさがそれ自体で望ましいものであるとは限らないのではないか。 むしろ、スマートさによってもたらされる不都合な事態、回避されるべき事態、一言で表現するなら、「悪」もまた存在しうるのではないか。そうした悪を覆い隠し、社会全体をスマート化することは、実際にはとても危険なことなのではないか。 超スマート社会は本当に人間にとって望ましい世界なのか。 その世界は、本当に、人間に対して牙を剥かないのだろうか。 そうした、スマートさが抱えうるネガティブな側面について、つまり「スマートな悪」について分析することが、本書のテーマだ。 出版社:講談社 発売日:2022.3 判型・製本:四六判 ページ数:210
-
『漂泊のアーレント 戦場のヨナス ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』戸谷洋志、百木 漠
¥2,200
二〇世紀の破局を二人はどう生き、そこに何を見たのか。 「二一世紀の全体主義」に警鐘を鳴らす友情の記録。 政治の意味を問い続けたハンナ・アーレントと、未来への責任を基礎づけたハンス・ヨナス。 盟友として、ユダヤ人として、思想家としてナチズムに対峙し、ともに二〇世紀を駆け抜けた。 二人は、時代が課した過酷な宿命に向かい合い、その破局に対して、それぞれの仕方で、答えを模索し続けた。 その二人の思想は「出生」という概念において、閃光のように交錯する。 アーレントとヨナスの人生と思索の軌跡を追い、二一世紀を歩むわれわれへの問いかけを探る。 出版社:慶應義塾大学出版会 発売日:2020.7 判型・製本:四六判並製 ページ数:368
-
『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』田野大輔、三浦隆宏
¥2,640
アイヒマンを形容した〈悪の凡庸さ〉。 アーレント自身は歯車のように命令に従っただけという理解を否定していたにもかかわらず、多くの人が誤解し続けている。 この概念の妥当性や意義をめぐり、アーレント研究者とドイツ史研究者が真摯に論じ合う。 出版社:大月書店 発売日:2023.9 判型・製本:四六判 ページ数:208
-
『善悪の彼岸』ニーチェ
¥1,210
ニーチェはキリスト教的道徳のもとに,また民主主義政治のもとに「畜群」として生きつづけようとする人々に鉄槌を下す。 彼にとって人間を平等化、矮小化して「畜群人間」に堕せしめるのはこれら既成の秩序や道徳であり、本来の哲学の課題は、まさにこの秩序・道徳に対する反対運動の提起でなければならなかった。 訳者:木場深定 出版社:岩波書店 発売日:1970.4 判型・製本:文庫 ページ数:376
-
『ツァラトゥストラかく語りき』フリードリヒ・ニーチェ
¥1,320
あかるく澄み切った日本語による正確無比な翻訳で、いま、ツァラトゥストラが蘇る。 もっとも信頼に足る原典からの文庫完全新訳。 読みやすく、しかもこれ以上なく哲学的に厳密な、ニーチェ。 訳者:佐々木中 出版社:河出書房新社 発売日:2015.8 判型・製本:文庫 ページ数:568