-
『現代短歌パスポート4 背を向けて歯軋り号』
¥1,100
書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊。 【収録作品】 岡本真帆「夏の骨 風の高台」 永井祐「ピクチャーディス」 瀬戸夏子「わたしに黙って死体を隠して」 鈴木ちはね「AEON FOOD STYLE by daiei」 野村日魚子「医学」 阿波野巧也「祭りのあと」 鳥さんの瞼「変形」 染野太朗「ろくでもない」 手塚美楽「あなたがわたしにできることはなにもない」 くどうれいん「龍」 出版社:書肆侃侃房 発売日:2024.11 判型・製本:四六判変形・並製 ページ数:112
-
『雪のうた』左右社編集部(編)
¥2,200
同時代の歌人100人がうたった 100首の〈雪〉の短歌アンソロジー どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 出版社:左右社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判変形・上製 ページ数:136
-
『月のうた』左右社編集部・編
¥2,200
同時代の歌人100人がうたった 100首の〈月〉の短歌アンソロジー どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首。 夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 出版社:左右社 発売日:2024.8 判型・製本:B6判変形・上製 ページ数:136
-
【サイン入り】『時の辞典 365日の短歌』岡野大嗣
¥2,145
※おひとりさま一点限り 【版元HPより】 歌人・岡野大嗣、10周年記念ベスト作品集! 365日、その日その季節にぴったりの短歌を並べてみたら、大切な記憶のとびらを開いてくれる「時の辞典」ができました。 短歌とは、五七五七七の三十一音にことばを映して、時を掬(すく)い上げうるもの。 (3月27日)あとがきにかえて、みたいに咲いている桜 そういう気持ちの夜に あの日、見上げた空を思い出したり。 (5月18日)方言をほころびあっていくふたり五月の川を並び歩いて 出会えた喜びに、目を細めたり。 (9月14日)沿道のコスモスざかりに押し歩く自転車 長く生きてきたよな 現在地を知って、ふと立ち止まったり。 (10月24日)ひさしぶりに食べるとおいしいねと話すあなたはひさしぶりが同じひと かけがえのなかった瞬間に、気づかされたり。 (12月27日)ファミレスは小さな足湯 近況をどこまでさかのぼって話そうか いつか見たい景色を、思い浮かべたり。 365日並べた短歌は、わたしたちが生きてきた「時間」そのものでした。 時の流れが止まることはありません。 けれど、忙しい日々の中で、1日1つだけでも短歌を読んでもらうことができたなら。 こぼれ落ちていった記憶を少しでも掬い上げてもらえるかもしれない。 まるで、見つからないことばの在り処を教えてくれる「辞典」のように。 そんなことを思って、この本をつくらせていただきました。 今日の日付でも、誕生日でも、たまたま開いた日でも、お好きなページからお楽しみください。 1年に始まりのカレンダー代わりに、あるいは、大切な人へのプレゼントにもぴったりの本です。 【こだわりの仕様】 ・短歌は1日1ページ、1つずつ。初めて短歌の本を読む方にも気軽に読んでいただけるよう、できるだけ文字も大きくしています。 ・四六版を少し細くしたサイズはT188mm × Y120mm。かわいくて、持ちやすく、読みやすいサイズです。 ・カバーデザインにある鍵のフチは、キラキラのホログラム箔加工です。 ・本文用紙は12色の色紙になっています。1ヶ月ごとに色が変わる、季節感ある読書体験をお楽しみください。 出版社:ライツ社 発売日:2024.12 判型・製本:四六判変形 ページ数:392
-
【サイン入り】『すべてのひかりのために』井上法子
¥2,200
SOLD OUT
第一歌集『永遠でないほうの火』から8年。 ひかりを纏う生の讃歌 無垢な声で紡ぐ、待望の第二歌集。 【収録歌より】 水際はもうこわくない 踏み込んで、おいで すべてのひかりのために さみどりにさやぐさざなみ 風は火を、火は運命をおそれず生きて ふりかえれば薔薇の園ごと消えていて、ひかりのなかに立ち尽くす風 風は光らずつぶさに生きてしぬために星だった/花だったぼくらは 出版社:書肆侃侃房 発売日:2024.12 判型・製本:四六判・上製 ページ数:144
-
『永遠でないほうの火』井上法子
¥1,870
新鋭短歌シリーズ。 井上法子、第一歌集。 【収録歌より】 どんなにか疲れただろうたましいを支えつづけてその観覧車 月を洗えば月のにおいにさいなまれ夏のすべての雨うつくしい 煮えたぎる鍋を見すえて だいじょうぶ これは永遠でないほうの火 ふいに雨 そう、運命はつまずいて、翡翠のようにかみさまはひとり ぼくを呼んでごらんよ花の、灯のもとに尊くてもかならず逢いに行くさ 出版社:書肆侃侃房 発売日:2016.6 判型・製本:四六判並製 ページ数:144
-
【サイン入り】『すごい短歌部』木下龍也
¥1,760
あなたの短歌に胸を撃ち抜かれる準備はできている。 人気歌人の思考回路を明かし、投稿者と腕を磨きあう、全く新しい短歌エッセイ。 入部希望殺到の好評連載、「群像短歌部」待望の単行本化! 選歌+講評+競作によるすごい一首の解体新書。 短歌の詠み/読みの補助線を引く。 出版社:講談社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:192
-
『日本の中でたのしく暮らす』永井祐
¥1,430
2012年にBookParkから刊行されて以来もっとも語られ、入手困難になっていた第一歌集。 短歌研究社から刊行。 出版社:短歌研究社 発売日:2020.2 判型・製本:A5判並製 ページ数:108
-
『オレがマリオ』俵万智
¥1,760
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ──豊かで圧倒的な自然、人々とのあたたかな交流。 石垣島での光あふれる日々をうたう第五歌集。 新装版。 出版社:河出書房新社 発売日:2024.10 判型・製本:四六判 ページ数:176
-
『Lilith』川野芽生
¥2,200
第29回歌壇賞を受賞し、幻想小説も発表する著者の鮮烈な第一歌集。 出版社:書肆侃侃房 発売日:2020.9 判型・製本:四六判・上製 ページ数:168
-
【サイン本】『了解』平出奔
¥1,870
2020年短歌研究新人賞受賞作「Victim」を含む第一歌集。 【歌集より】 信じるよ ウォーターサーバーの水のボタン押したらちょうどよく出てくる水 曲線は未来へ伸びて、ねえ、アレクサ、何人の犠牲で済むか計算できる? 川の動画を見てる 動画が終わったら止まって、また流れていく川 それでいい。嘘には良いのもあるんだし、遠かったでしょう、ここまで 出版社:短歌研究社 発売日:2022.11 判型・製本:四六判変型並製 ページ数:144
-
『歌集 月は綺麗で死んでもいいわ』SHUN
¥1,815
生と死と、色と欲の狭間で僕は今日も歌う。 期待の大型歌人鮮烈デビュー。 ゆうだちに傘をたたんで空を見る何してんだろ、睫毛がうざい――少年は、ヤクザにならないためにホストになった。 そして今、昼と夜の欲望が交差する街・歌舞伎町で、寿司を握りながら歌を詠む。 ベストセラー「ホスト万葉集」のトップ歌人にして、異色の経歴をもつ大型新人、珠玉の153首をおさめた初歌集! 出版社:新潮社 発売日:2024.10 判型・製本:四六判変型 ページ数:128
-
【サイン入り】『サイレントニャー』小島ゆかり
¥1,980
SOLD OUT
声になる前のしいんと深いこえ孤独な夜のサイレントニャー たますけは、このごろよく、不思議なニャーをする。 「短歌研究」の人気連載が単行本化。 短歌79首と25篇のエッセイ収録。 出版社:短歌研究社 発売日:2024.8 判型・製本:四六判ソフトカバー ページ数:128
-
『昇華』逢坂みずき
¥2,200
(版元HPより) 【栞より】 ふるさとで暮らし、詠むことは、震災以前と以後の日々を重ねつつ掬うことでもある。 /平常の奥の混沌。そこで暮らすことが、結果的に貴重な歌を生んだ。 ──梶原さい子(塔) 主体の心のなかはときに温かく、またあるときは激しく渦巻いている。 それは他者に感知されないからこそ強固になるが、誰にも見つけてもらえない寂しさもあるように思う。 ──川島結佳子(かりん) いわば近代以降の短歌の王道なのだが、単なる回帰ではない。 過去と未来の二つの世界から照らされる現在に、重みを持った新しい人間の姿が見えるのだ。/この歌集の新しさを多くの人と語り合いたい ──嶋 稟太郎(未来) 【歌集より】 焼き芋のような心がここにある誰も気づいてくれないけれど 晩秋の川面をきらきら渡る風 生きてるうちに褒められてぇな わたしの中に女があるのはいいけれど女の中にわたしは居たくない ふるさとのみんながわたしを待っていた 緑青まみれの実家の蛇口 この街はピザ屋もフルーツサンド屋も原発もある素敵な街です 出版社:短歌研究社 発売日:2024.9 判型・製本:四六判変型ソフトカバー ページ数:220
-
『うたたねの地図 百年の夏休み』岡野大嗣
¥1,980
SOLD OUT
“どこにでもある眺めとここにしかない眺めが交錯する” これまで取りこぼしてきた日々の感情を忘れないために短歌を詠む、人気歌人・岡野大嗣さん初の短歌×散文集。 さまざまな場所をテーマに、短歌を詠むときのまなざしから生まれた散文とたね(短歌が出来上がる前のメモ)、150首の短歌をもとに〈夏のとある街〉を作る。 出版社:実業之日本社 発売日:2024.8 判型・製本:B6判変型 ページ数:160
-
『サイレンと犀』岡野大嗣
¥1,870
SOLD OUT
書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」より 【5首】 もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる 河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手 出版社:書肆侃侃房 発売日:2014.10 判型・製本:四六判並製 ページ数:144
-
『深呼吸広場』谷川電話
¥1,760
『恋人不死身説』の著者、新境地をひらく第二歌集。 【収録歌より】 日向 今日わたしはよわい 猫を抱く力があればじゅうぶんなんだ 銀色のコーヒーミルに抱擁を映そうとして踏んだクッキー 友だちのアフロヘアーを通過するあいだ微風は複雑になる 生きながら水族館の薄闇でおでこをさすりあうのはいいね コロッケを揚げながらする合唱に百年前のくしゃみが混じる 出版社:書肆侃侃房 発売日:2022.6 判型・製本:B6判並製 ページ数:112
-
『恋人不死身説』谷川電話
¥2,090
SOLD OUT
谷川電話、第一歌集。 書肆侃侃房「現代歌人シリーズ」より 【一首】 二種類の唾液が溶けたエビアンのペットボトルが朝日を通す 出版社:書肆侃侃房 発売日:2017.4 判型・製本:四六判変形並製 ページ数:144
-
【サイン入り】『polylyricism』中島裕介
¥1,870
中島裕介第四歌集。 【版元HPより】 おだやかな暴挙を見守ってくれている人に感謝を。 いまよりすこし良い世界を夢に抱いている人に、寄り添えますように。 「『小さなもの』にその輝きの選択権を明け渡すことで、言葉が確かに点滅しながら。」 —─井上法子(栞より) 「世界がアホらしいとき、抒情で立ち向かってはいけない。」 「アホらしさのままに。しかし悼ませてもほしいときに」 ── 伊舎堂仁(栞より) 【歌集より】 老いてゆくわが身裡にも性欲は水銀のごとく深くしづもる 手を挙げてもタクシーは通りすぎてゆくぼくにこどもはいなか った った ポエジーに正しさはあるというのなら私は正しく間違えている アクセルが(バーニラバニラバーニラきゅうじんバーニラ)戻らなかった nation(国民)とnation(国家)との違いをおもうとき男児が長い枝見せてくる 出版社:短歌研究社 発売日:2022.11 判型・製本:11 x 19 cm上製 ページ数:120
-
『短歌研究 2024年7月号』
¥1,300
短歌研究2024年7月号 出版社:短歌研究社 発売日:2024.6
-
『願ったり叶わなかったり』宇野なずき
¥2,200
SOLD OUT
これまでに刊行した私家版歌集収録より選んだ100首に、書き下ろし100首を加えて編集した宇野なずきの最新作。 【歌集より】 僕だけがインターネットの亡霊で他のみんなは居酒屋にいる 人類の祈りはすべて神様の迷惑メールフォルダに届く わたくしは便利な道具でございます操作手順を誤って死ね 嫌な言い方をするならそうですね私は愛と呼んでいますが 死にたい 違う 死ぬくらいなら海のある町まで逃げて暮らすんだった 出版社:短歌研究社 発売日:2024.6 判型・製本:四六判上製 ページ数:120
-
『たんぽるぽる』雪舟えま
¥1,000
SOLD OUT
ロングセラー歌集『たんぽるぽる』の文庫化。 電子詩集『地球の恋人たちの朝食』から同じ背景で書かれた詩作品も追加収録。 【歌集より】 目がさめるだけでうれしい 人間がつくったものでは空港がすき とても私。きましたここへ。 とてもここへ。白い帽子を胸にふせ立つ 逢えばくるうこころ逢わなければくるうこころ愛に友だちはいない うれいなくたのしく生きよ娘たち 熊銀行に鮭をあずけて 雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします 一番の友が夫であることの物陰のない道を帰りぬ 出版社:短歌研究社 発売日:2022.2 判型・製本:新書判
-
【サイン本】『緑と楯 ロングロングデイズ』雪舟えま
¥1,000
SOLD OUT
学生服から白髪を超えて(ロングロングデイズ)、 金太郎飴のごとく、どこを切っても愛の日々! 表題作369首に加え、 歌集『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』269首を併録した2部構成。 「解説」に代えて、作品世界を表現した漫画家・紀伊カンナ氏による描き下ろしイラストを収録。 『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』より 鳥肌がかけぬけるだけほんとうのありがとうには相手はいない フライ追うように走って しあわせだ、しあわせだって退路を断って 彼らには素敵な宇宙をあげなくちゃ私自分を大事にしなきゃ 『緑と楯 ロングロングデイズ』より 険悪な家の子どもが恋をするただその薔薇のようなる事実 別れてたものが一つになるときに人は嬉しい鴨川トリン ポケットに銘菓が一個それはつまり答えはYES宇宙がYES ここは寒い。だから安心して燃えよう。友よ返事は唇にくれ 定食が二つ載りきらない卓で決めているごく近未来のこと 隙あらば人にやるため蜂蜜をつね持ち歩く老爺となれり 出版社:短歌研究社 発売日:2022.10 判型・製本:新書判 ページ数:192
-
『みじかい曲』堀静香
¥1,980
自転車で走っているときに感じた風。 どこかで聴いたみじかい曲。 暮らしのなかにさりげなく、しかし唐突にあらわれる一瞬をさまざまにとらえた第一歌集。 出版社:左右社 発売日:2024.5.31 判型・製本:B6判並製 ページ数:176