-
『わたしのいるところ』ジュンパ・ラヒリ(著) 、中嶋浩郎(訳)
¥1,870
歩道で、仕事場で、本屋で、バルコニーで、ベッドで、海で、文房具店で、彼の家で、駅で……。 ローマと思しき町に暮らす45歳の独身女性、身になじんだ彼女の居場所とそれぞれの場所にちりばめられた彼女の孤独、その旅立ちの物語。 大好評のエッセイ『べつの言葉で』につづく、イタリア語による初の長篇小説。 出版社:新潮社 発売日:2019.8 判型・製本:四六判変型 ページ数:168
-
『停電の夜に』ジュンパ・ラヒリ(著) 、小川高義(訳)
¥737
毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦──「停電の夜に」。 観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻──「病気の通訳」。 夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。 出版社:新潮社 発売日:2003.2 判型・製本:文庫 ページ数:336
-
『疫病短編小説集』
¥1,650
天然痘・コレラ・インフルエンザ、そして「疫病の後」。繰り返し襲いくる見えない恐怖を主題とする7編。 【目次】 1.疫病 「赤い死の仮面」エドガー・アラン・ポー 2.天然痘 「レディ・エレノアのマント」ナサニエル・ホーソーン 3.コレラ 「見えざる巨人」ブラム・ストーカー 「モロウビー・ジュークスの奇妙な騎馬旅行」ラドヤード・キプリング 「一介の少尉」ラドヤード・キプリング 4.インフルエンザ 「蒼ざめた馬 蒼ざめた騎手」キャサリン・アン・ポーター 5.疫病の後 「集中ケアユニット」J・G・バラード 解説 石塚久郎 出版社:平凡社 発売日:2021.3 判型・製本:B6変 ページ数:312
-
『レズビアン短編小説集 女たちの時間』
¥1,870
幼なじみ、旅先での出会い、姉と妹、ためらいと勇気。 見えにくいが確実に紡がれてきた「ありのままの」彼女たちの物語。 【目次】 「マーサの愛しい女主人 」セアラ・オーン・ジュエット 「ライラックの花」 ケイト・ショパン 「トミーに感傷は似合わない」 ウィラ・キャザー 「シラサギ」 セアラ・オーン・ジュエット 「しなやかな愛」 キャサリン・マンスフィールド 「ネリー・ディーンの歓び」 ウィラ・キャザー 「至福」 キャサリン・マンスフィールド 「エイダ」 ガートルード・スタイン 「ミス・オグルヴィの目覚め」 ラドクリフ・ホール 「存在の瞬間――「スレイターのピンは役立たず」」 ヴァージニア・ウルフ 「ミス・ファーとミス・スキーン」 ガートルード・スタイン 「無化」 デューナ・バーンズ 「外から見た女子学寮」 ヴァージニア・ウルフ 「女どうしのふたり連れ」 ヘンリー・ヘンデル・リチャードスン 「あんなふうに」 カースン・マッカラーズ 「なにもかも素敵」 ジェイン・ボウルズ 「空白のページ」 イサク・ディーネセン 解説 利根川真紀 出版社:平凡社 発売日:2015.6 判型・製本:B6変 ページ数:392