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『日常は数学に満ちている』三谷純
¥1,870
【版元HPより】 数学のメガネをかけて日常の風景を眺めてみよう。読後ガラッと世界が変わって見える! 柔軟な発想力や数学センスが身に付く 数学小話33編。 何気ない日常も「数学」というフィルターを通して眺めてみると、新鮮な驚きや発見に満ち溢れます。 筑波大学の数学の教授でCGや折紙、幾何学などを専門にする著者が、日々の生活の中に散りばめられた数学の破片を拾い集め、数学的なものの見方やそのおもしろさを、やさしく丁寧に解説! ジャンケンのトーナメントではパーが最強って本当? 解けたら1億円もらえる数学的難問って? 三日月の正しい形、あなたは描ける? プラレールが30本あれば200年遊び続けられる? お正月恒例けん玉チャレンジの成功率ってどのくらい? どんな人数でも新幹線の座席にあまりなく座れる? など、誰にとっても身近な話題に隠れた法則やひっかけを、数学的に読み解きます。 頭で考え、時には工作して楽しい数学話が33編。 100点以上の豊富な図表で、難しい数式は読み飛ばしても大丈夫! 文系も理系も、大人も子どもも、あっという間に数学が好きになる! 中学生以上の全ての人に読んでほしい一冊です。 出版社:山と渓谷社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:224
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『屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS』マット・パーカー(著)、夏目大(訳)
¥3,190
【版元HPより】 わずかな数学のミスで、まさかの事態に……。 スタンダップ数学者が皮肉たっぷりに語る 可笑しくも哀しい出来事の数々! 私たち現代人の生活は数学に依存している。コンピュータのプログラム、金融、工学、すべての基礎は数学だ。 普段、数学は舞台裏で静かに仕事をしていて表に出ることはない。 表に出るのは、まともに仕事をしなくなったときである。 インターネット、ビッグデータ、選挙、道路標識、宝くじ、オリンピック、古代ローマの暦……他。 本書では数学のミスによる喜劇的、ときに悲劇的な事例を多く取り上げている。 謎解きを楽しむように本書を読めば、ミスを防ぎ危険を回避できるようになるだけでなく、数学に親しみを感じるようにもなるだろう。 スタンダップ数学者である著者自身の失敗談やジョークも多く盛り込まれた本書は、「屈辱」をとことん楽しめる一冊だ。
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『数学の世界地図』古賀真輝
¥2,420
【版元HPより】 宇宙のように広い、数学の世界を楽しんで歩くための初心者向けガイドブック 開成高・京大院卒→27歳の現役教諭、数学インフルエンサーでもある古賀真輝氏の完全書き下ろし! ・中学校や高校で習った数学が、学問としてどのような広がりを見せるのかを解説。数学の世界を俯瞰できるガイドマップです。 ・「代数学」「幾何学」「解析学」「数学基礎論」「応用数学」。各分野のつながりを知り、面白いところをつまみ食いできます。 ・数学が好きな中高生に、理系大学生の入門書として、大人の学び直しにも使える1冊です。 ・「数学ってなんかかっこいいな。どんなことを勉強するんだろう?」という、数学の世界について知りたい、数学に興味のあるかたにも楽しんでいただける書籍です。 出版社:KADOKAWA 発売日:2023.6 判型・製本:A5判 ページ数:320
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『AI時代に生きる数学力の鍛え方』芳沢光雄
¥1,980
【版元HPより】 クリエイティブになるには、数学力を高めるのが早道だ!! AIが進化した今日、人間に求められるのは考える力や創造力であり、学校で学ぶ算数・数学は、実はそうした力を養うための絶好のトレーニングになります。 ところが現在、日本の算数・数学教育では、定理や解答を導く論理を飛ばして、テストの答えを「当てる」ためのやり方の暗記だけをさせるような学習がはびこっています。これを著者は、「暗記数学」と呼んで批判します。そうした教育では、物事を順序立ててとらえ、論理的に考える力を養うことにはまったくなりません。 そもそも「やり方を暗記して速く計算して答えを出す」といったことは、計算機が得意とする分野であり、人間がそこで計算機と競争しても適うはずがないのです。人間はむしろ、AIを良きパートナーとして共存することを目指すべきであり、計算機と競わない領域で活躍することに軸足を置くべきでしょう。 本書は「暗記数学」式の教え方のどこが悪いか、論理をきちんと教えるとどういう説明になるかを多数の実例を用いて解説します。小中高校生の父母は思わず納得、読み進むうちに数学的・論理的思考とはどういうものかが実感でき、今からでも実践できるので、ビジネスパーソンが読んでも遅すぎることはありません。 出版社:東洋経済新報社 発売日:2020.12 判型・製本:四六判 ページ数:310
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『数学する身体』森田真生
¥649
数学はもっと自由になれる――。 若き俊英の輝きがここにある。 数学はもっと人間のためにあることはできないのか。 最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。 身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。 数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。 小林秀雄賞受賞作。 出版社:新潮社 発売日:2018.4 判型・製本:文庫 ページ数:240
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『計算する生命』森田真生
¥693
SOLD OUT
人工知能の時代に計算の歴史を遡り、いつしか生命の根源へと到達する画期的「計算」論。 「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。 では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。 機械が人間の能力を遥かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか――。 気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。 河合隼雄学芸賞受賞作。 出版社:新潮社 発売日:2023.11 判型・製本:文庫 ページ数:272