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『ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学』川添愛
¥990
私たちは本当に、「意味」が分かっているのか AIが発達しつつあるいま、改めて「言葉とは何か」を問い直す―― AIと普通に話せる日はくるか。 人工知能と向き合う前に心がけるべきことは。 そもそも私たちは「言葉の意味とは何か」を理解しているか。 出版社:KADOKAWA 発売日:2020.11 判型・製本:新書判 ページ数:256
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『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』川添愛(著)、 花松あゆみ(絵)
¥1,870
【版元HPより】 なぜAIは、囲碁に勝てるのに、簡単な文がわからないの? そもそも、言葉がわかるって、どういうこと? 中高生から大人まで「言葉を扱う機械」のしくみと、私たちの「わかり方」を考える。 なんでも言うことを聞いてくれるロボットを作ることにしたイタチ村のイタチたち。彼らは、「言葉がわかる機械ができたらしい」といううわさを聞いては、フクロウ村やアリ村や、その他のあちこちの村へ、それがどのようなものかを見に行きます。ところが、どのロボットも「言葉の意味」を理解していないようなのです―― この本では、「言葉がわかる機械」をめぐるイタチたちの物語と、 実際の「言葉を扱う人工知能」のやさしい解説を通して、 そうした機械が「意味がわかっていると言えるのか」を考えていきます。 はたして、イタチたちは何でもできるロボットを完成させ、ひだりうちわで暮らせるようになるのでしょうか? ロボットだけでなく、時に私たち人間も、言葉の理解に失敗することがありますが、なぜ、「言葉を理解すること」は、簡単なように見えて、難しいのでしょうか? 出版社:朝日出版社 発売日:2017.6 判型・製本:A5判・並製 ページ数:272
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『古池に飛びこんだのは なにガエル? 短歌と俳句に暮らす生き物の不思議』稲垣栄洋
¥1,650
SOLD OUT
短歌と俳句は、生き物に注目すれば、もっと面白くなる! 『生き物の死にざま』『はずれ者が進化をつくる』などベストセラー多数! 短歌も詠む人気の生物学者による新しい短歌&俳句鑑賞の手引き。 出版社:辰巳出版 発売日:2024.6 判型・製本:四六判 ページ数:232
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『日常は数学に満ちている』三谷純
¥1,870
【版元HPより】 数学のメガネをかけて日常の風景を眺めてみよう。読後ガラッと世界が変わって見える! 柔軟な発想力や数学センスが身に付く 数学小話33編。 何気ない日常も「数学」というフィルターを通して眺めてみると、新鮮な驚きや発見に満ち溢れます。 筑波大学の数学の教授でCGや折紙、幾何学などを専門にする著者が、日々の生活の中に散りばめられた数学の破片を拾い集め、数学的なものの見方やそのおもしろさを、やさしく丁寧に解説! ジャンケンのトーナメントではパーが最強って本当? 解けたら1億円もらえる数学的難問って? 三日月の正しい形、あなたは描ける? プラレールが30本あれば200年遊び続けられる? お正月恒例けん玉チャレンジの成功率ってどのくらい? どんな人数でも新幹線の座席にあまりなく座れる? など、誰にとっても身近な話題に隠れた法則やひっかけを、数学的に読み解きます。 頭で考え、時には工作して楽しい数学話が33編。 100点以上の豊富な図表で、難しい数式は読み飛ばしても大丈夫! 文系も理系も、大人も子どもも、あっという間に数学が好きになる! 中学生以上の全ての人に読んでほしい一冊です。 出版社:山と渓谷社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:224
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『屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS』マット・パーカー(著)、夏目大(訳)
¥3,190
【版元HPより】 わずかな数学のミスで、まさかの事態に……。 スタンダップ数学者が皮肉たっぷりに語る 可笑しくも哀しい出来事の数々! 私たち現代人の生活は数学に依存している。コンピュータのプログラム、金融、工学、すべての基礎は数学だ。 普段、数学は舞台裏で静かに仕事をしていて表に出ることはない。 表に出るのは、まともに仕事をしなくなったときである。 インターネット、ビッグデータ、選挙、道路標識、宝くじ、オリンピック、古代ローマの暦……他。 本書では数学のミスによる喜劇的、ときに悲劇的な事例を多く取り上げている。 謎解きを楽しむように本書を読めば、ミスを防ぎ危険を回避できるようになるだけでなく、数学に親しみを感じるようにもなるだろう。 スタンダップ数学者である著者自身の失敗談やジョークも多く盛り込まれた本書は、「屈辱」をとことん楽しめる一冊だ。
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『数学の世界地図』古賀真輝
¥2,420
【版元HPより】 宇宙のように広い、数学の世界を楽しんで歩くための初心者向けガイドブック 開成高・京大院卒→27歳の現役教諭、数学インフルエンサーでもある古賀真輝氏の完全書き下ろし! ・中学校や高校で習った数学が、学問としてどのような広がりを見せるのかを解説。数学の世界を俯瞰できるガイドマップです。 ・「代数学」「幾何学」「解析学」「数学基礎論」「応用数学」。各分野のつながりを知り、面白いところをつまみ食いできます。 ・数学が好きな中高生に、理系大学生の入門書として、大人の学び直しにも使える1冊です。 ・「数学ってなんかかっこいいな。どんなことを勉強するんだろう?」という、数学の世界について知りたい、数学に興味のあるかたにも楽しんでいただける書籍です。 出版社:KADOKAWA 発売日:2023.6 判型・製本:A5判 ページ数:320
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『AI時代に生きる数学力の鍛え方』芳沢光雄
¥1,980
【版元HPより】 クリエイティブになるには、数学力を高めるのが早道だ!! AIが進化した今日、人間に求められるのは考える力や創造力であり、学校で学ぶ算数・数学は、実はそうした力を養うための絶好のトレーニングになります。 ところが現在、日本の算数・数学教育では、定理や解答を導く論理を飛ばして、テストの答えを「当てる」ためのやり方の暗記だけをさせるような学習がはびこっています。これを著者は、「暗記数学」と呼んで批判します。そうした教育では、物事を順序立ててとらえ、論理的に考える力を養うことにはまったくなりません。 そもそも「やり方を暗記して速く計算して答えを出す」といったことは、計算機が得意とする分野であり、人間がそこで計算機と競争しても適うはずがないのです。人間はむしろ、AIを良きパートナーとして共存することを目指すべきであり、計算機と競わない領域で活躍することに軸足を置くべきでしょう。 本書は「暗記数学」式の教え方のどこが悪いか、論理をきちんと教えるとどういう説明になるかを多数の実例を用いて解説します。小中高校生の父母は思わず納得、読み進むうちに数学的・論理的思考とはどういうものかが実感でき、今からでも実践できるので、ビジネスパーソンが読んでも遅すぎることはありません。 出版社:東洋経済新報社 発売日:2020.12 判型・製本:四六判 ページ数:310
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『AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか』川村 秀憲、大塚 凱
¥2,090
俳句を詠むとき、人の脳の中では何が起こっているのか。 知能とは何か、人間とは何か。 AI研究者にとって「AI俳句」は、 根源的問いの答えに近づくためのプロジェクト、 若い俳人にとっては、人間の知の営みが解明されることへの深い興味。 AI俳句生成プロジェクト「AI一茶くん」の生みの親と、 気鋭の若手俳人が旅する「知能の深淵」。 出版社:dZERO 発売日:2022.3 判型・製本:四六判・並製 ページ数:208
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『自己とは何なのか? 意識・自我・心についての神経科学的考察』平野丈夫
¥990
人生の岐路に立った時、誰もが一度は「自分はどんな人間なのか」と考えるのではないだろうか。 知っているようで、実は知らない「自分」とは――。 京都大学名誉教授の著者が、神経科学の視点から意識・自我の実態を探る。 出版社:幻冬舎 発売日:2021/12 判型・製本:新書 ページ数:152
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『渡り鳥たちが語る科学夜話 不在の月とブラックホール、魔物の心臓から最初の詩までの物語』全卓樹
¥1,760
【版元webより】 ――真夜中の科学講座、第2幕のはじまりです。 ・月のおもて側にだけある海 ・土星の環から霧雨が降る ・この世界はシミュレーションなのか? ・青年科学者の命を奪ったデーモンコア(魔物の心臓) ・逆張り・冷笑派は強者の勝利を後押しする? ・砂漠に広がる「妖精の環」のひみつ ・ヒマラヤを渡るツルが巻き起こした小さな奇跡 『銀河の片隅で科学夜話』で寺田寅彦賞受賞! 理論物理学者とっておきの20話。 「もしこの書が、読者諸氏の異時空の旅のよきお供となるならば、それは筆者欣快の至りである」 ――著者 出版社:朝日出版社 発売日:2023.2 判型・製本:四六判変型 ページ数:192
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『銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』全卓樹
¥1,760
SOLD OUT
【版元webより】 一日の長さは一年に0.000 017秒ずつ伸びている。 500億年のちは、一日の長さは今の一月ほどになるだろう―― 空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ、と感じるような、 物理学者のとっておきのお話を22、集めました。 ・流れ星はどこから来る? ・宇宙の中心にすまうブラックホール ・真空の発見 ・じゃんけん必勝法と民主主義の数理 ・世論を決めるのは17%の少数者? ・忘れられた夢を見る技術 ・反乱を起こす奴隷アリ ・銀河を渡る蝶 ・飛び方を忘れた鳥にそれを教える… 真夜中の科学講座のはじまり、はじまり。 ほんのひととき、日常を忘れて、科学世界の詩情に触れてみませんか? 科学や文学が好きな人へのプレゼントにもぜひ。 「夜話と名乗ってはいるが、朝の通勤電車で、昼休みのひとときに、ゆうべの徒然の時間に、順序にこだわらず一編ずつ楽しんでいただければと思う。」――著者 出版社:朝日出版社 発売日:2020.9 判型・製本:四六判変型 ページ数:192
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『数学する身体』森田真生
¥649
数学はもっと自由になれる――。 若き俊英の輝きがここにある。 数学はもっと人間のためにあることはできないのか。 最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。 身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。 数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。 小林秀雄賞受賞作。 出版社:新潮社 発売日:2018.4 判型・製本:文庫 ページ数:240
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『計算する生命』森田真生
¥693
SOLD OUT
人工知能の時代に計算の歴史を遡り、いつしか生命の根源へと到達する画期的「計算」論。 「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。 では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。 機械が人間の能力を遥かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか――。 気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。 河合隼雄学芸賞受賞作。 出版社:新潮社 発売日:2023.11 判型・製本:文庫 ページ数:272
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『鎮守の森』宮脇昭
¥840
SOLD OUT
日本人はなぜ森に惹かれるのか――? 自然災害や空襲にも耐え、人々を守ってきた鎮守の森は、どのような植物で構成されているのか。 なぜ数百年も人の手を借りず生き延びてきたのか。 国内外でその土地ごとの自然環境に応じて成長する「潜在自然植生」を調査し、植樹法を指導して森林の再生を担ってきた植物学の世界的権威が、日本の「ふるさとの木によるふるさとの森」の重要性について解説する。 曹洞宗の板橋興宗師との対談に、哲学者・梅原猛氏との30年越しの対談2篇を増補し、日本のふるさとの森の姿や日本人の精神性について思索を深める。 出版社:中央公論新社 発売日:2024.8 判型・製本:文庫判 ページ数:256
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『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』伊藤亜紗
¥1,760
「できなかったことができる」って何だろう? 技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで―― ・「あ、こういうことか」意識の外で演奏ができてしまう領域とは ・なぜ桑田真澄選手は投球フォームが違っても結果は同じなのか ・環境に介入して体を「だます」“農業的”テクノロジーの面白さ ・脳波でしっぽを動かす――未知の学習に必要な体性感覚 ・「セルフとアザーのグレーゾーン」で生まれるもの ……etc. 古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。 日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに 出版社:文藝春秋 発売日:2022.11 判型・製本:四六判並製 ページ数:248
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『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン , 森田真生
¥1,980
SOLD OUT
「ここにきてよかったね」この星はすべての生命を祝福している 。世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を書き継ぐ。 出版社:筑摩書房 発売日:2024.3 判型・製本:四六判 ページ数:184