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『覚醒するシスターフッド』
¥2,420
私と、私たちの 勇敢な自由のために。 サラ・カリー「リッキーたち」(岸本佐知子訳) 柚木麻子「パティオ8」 ヘレン・オイェイェミ「ケンブリッジ大学地味子団」(上田麻由子訳) 藤野可織「先輩狩り」 文珍「星空と海を隔てて」(濱田麻矢訳) 大前粟生「なあ、ブラザー」 こだま「桃子さんのいる夏」 キム・ソンジュン「未来は長く続く」(斎藤真理子訳) 桐野夏生「断崖式」 マーガレット・アトウッド「老いぼれを燃やせ」(鴻巣友季子訳)
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『4月の本』西崎憲(編)
¥3,080
春昼(太宰治) 四月(北川冬彦) 四月の蕾(獅子文六) 鷗外先生の墓に詣づるの記(日夏耿之介) 春日遅々(堀辰雄) 牧神の春(中井英夫) 四月短章(村山槐多) 褪春記(鏑木清方) 四月馬鹿(渡辺温) イギリスの春と春の詩(吉田健一〕 死人の埋葬〔「荒地」より〕(T・S・エリオット/吉田健一訳) 美しい墓地からの眺め(尾崎一雄) 山男の四月(宮沢賢治) かたくり(水野葉舟) ギャロッピング・フォックスリー(ロアルド・ダール/田口俊樹訳) 四月(ギュスターヴ・カーン/永井荷風訳) 春雪(久生十蘭) まどわしの四月(片山廣子) 若菜のうち(泉鏡花) 博士の目(山川方夫) 桜の森の満開の下(坂口安吾) 跋 四月はかならずやってくる(西崎憲
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『ペンと剣 増補新版』エドワード・W・サイード(著)、デーヴィッド・バーサミアン(聞き手)、中野真紀子(訳)
¥2,530
里山社
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『すべての見えない光』アンソニー・ドーア(著)、藤井 光(訳)
¥1,628
ドイツ軍の侵攻が迫るパリ。 盲目の少女マリー=ロールは父に連れられ、大伯父の住む海辺の町へと避難する。 ドイツで育ち、軍に加わったヴェルナーはレジスタンスの放送を傍受すべく占領下のフランスへ。 戦渦の中で、交差するはずのなかった二人の運命が「見えない光」を介して近づく。 早川書房
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『未来散歩練習』パク・ソルメ(著)、斎藤真理子(訳)
¥2,310
新しい世界を信じて夢見た 彼らが練習した未来へ 著者は、社会問題に独創的な想像力で対峙する、韓国で最も注目される新鋭作家である。 光州事件、釜山アメリカ文化院放火事件からの時間を、歩きながら思索し、つながりあう五人の女性たち。 今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを重層的に描く物語。 スミと幼馴染のジョンスンはホテルで会って話している。 東京の大学院に留学し、仕事に追われる自分に不安になるスミ。 ジョンスンは東京で結婚し離婚して、育児の悩みや経済的な苦労を抱える。 スミはこの日の朝まで、親戚のユンミ姉さんと一緒にいた。 ユンミ姉さんのことをしっかり記憶にとどめておきたいとスミは強く思う。 1980年代、釜山に住む中学生のスミの家に、刑務所を出た大学生のユンミ姉さんが突然やってきた。 彼女がアメリカ文化院放火事件の実行犯の一人だと教えてくれたのはジョンスンだった。 ある日、ユンミ姉さんがバスで光州へ行くと言い、スミが同行することになる……。 ソウルに住む作家の「私」は釜山を訪れた際、不動産を所有しながら一人で暮らす六十代の女性、チェ・ミョンファンと出会い、その生き方に刺激を受ける。 そして、ずっと興味を持っていた釜山アメリカ文化院放火事件に、チェ・ミョンファンも遭遇していたと知り……。 釜山アメリカ文化院放火事件に関わる人々は「来たるべき未来を練習した人」とされ、「私」は現地周辺を歩きながら、当時の人々が何を思い、記憶し、来たるべき未来の練習をしていたか、息をするような等身大の感覚で肉薄していく。 「私」は『チボー家の人々』を心の拠り所にし、ジャックの存在を自身の内にあたたかく感じ取る。 人々が練習した未来は今日に続き、悩みながら懸命に生きる読者一人一人と強い信頼を結ぶ。
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『影犬は時間の約束を破らない』パク・ソルメ(著)、 斎藤真理子(訳)
¥2,640
ソウル、釜山、沖縄、旭川。 治療としての〈冬眠〉が普及した世界の、眠る者と見守る者。 やがて犬たちが、人々を外へと導いてーー。 世界とはぐれた心を結び直す冬眠小説集。
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『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない』京郷新聞ジェンダー企画班(著)、すんみ(訳)、尹怡景(訳)
¥2,420
家事労働者、食堂社長、ボランティア、ベテラン清掃員。 女性への取材とチームの時代考察で紐解かれる女性たちの偉大な仕事。
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『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』イ・ラン(著)、 斎藤真理子(訳)、 浜辺ふう(訳)
¥1,980
血縁という地獄をサバイブしてきた。 母は狂女になるしかなかったから、私もまた狂女に育った――。 日本と韓国を行き来し、自由を追求する唯一無二のアーティストによる、渾身のエッセイ集。
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『トピーカ・スクール』 トピーカ・スクール ベン・ラーナー(著) 、川野太郎(訳)
¥3,190
SOLD OUT
「さて、これから一枚の写真を見せるので、ひとつお話を作ってもらいたい(…)この写真に写る人たちはなにを考えて、感じていると思う? まずは、なぜこのような場面に至ったのかを話してみてくれないか」 1997年、中西部カンザス州トピーカ。 高校生のアダム・ゴードンは、恋人のあとを追って入り込んだ湖畔の邸宅がじつは見知らぬ他人の家だったことに気づいた。 つかのま世界が組み替わり、アダムはその湖畔に立ち並ぶすべての家に同時にいる感覚に襲われる。 同一性と、確からしさの崩壊。 彼はすべての家にいたが、その家々の上空を漂うこともできた。 競技ディベートの名手であるアダムが、自分のスピーチのなかにみた暴力性。 ともに臨床心理士のアダムの両親が紐解きはじめた、自らの記憶。 母ジェーンの葛藤と彼女が闘ったトピーカの「男性たち」。 父ジョナサンが心の奥底に隠した弱さ。 言葉の限界にそれぞれの形で向き合う家族の語りに、アダムの同級生ダレンの声が織りこまれる。 クラスにとってよそものだった彼を待つ事件。 それは避けられなかったのか? そして、アダムが最後に選び取ったスピーチとは。 複数の声が時代を行き来しながら、米国の現在を照射する。 『10:04』の作者が、知性と繊細さをもって共同体を描きだす、小説の新しい可能性。
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『10:04』ベン・ラーナー(著)、木原善彦(訳)
¥3,190
SOLD OUT
ハリケーンの上陸が迫るニューヨーク、ブルックリン。 詩人である語り手の〝僕〟は前年に発表した小説デビュー作で思いもよらぬ評価を受けていた。 新たに『ニューヨーカー』誌に掲載された短編を組み込んで長編を書くと約束すれば、6桁強の原稿料が前払いでもらえるという。 その一方で、〝解離〟の可能性があると診断された〝僕〟の大動脈。 人工授精のために〝僕〟の精子を提供してほしいと言い出した親友の女性、アレックス。 ニューヨークの街を歩き回ったり、テキサス州マーファで芸術家としてレジデンス生活を送ったりしながら、〝僕〟は長編の構想を練る。 そして、自分がかつて雑誌を編集していたときに著名な詩人たちとの間で交わしたやり取りを偽造し、小説に取り込むことを思い付く……。
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『涙の箱』ハン・ガン(著)、きむふな(訳)
¥1,650
SOLD OUT
ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。 その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。 みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。 子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。 雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。 「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。 そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。 男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。
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『夏のヴィラ』ペク・スリン(著)、カン・バンファ(訳)
¥1,870
SOLD OUT
初めてのヨーロッパ旅行で出会い親交を温めてきたドイツ人夫婦に誘われ、苦しい講師生活のなか気持ちがすれ違っていた夫と共に訪れたカンボジアのヴィラ。 数日過ごすうち、夫とドイツ人夫婦の間に小さな諍いが起こり……「夏のヴィラ」。 夫の希望で仕事を辞め、変わらない毎日を過ごすなかでの楽しみは、子供を送迎するときに見かける赤い屋根の家に住む空想をすることだった。 そんななか、親友が開業したイタリアンレストランで出会った若い男性とのささやかな会話が引き起こした心のさざ波に……「まだ家には帰らない」。 人と人、世界と世界の境界線を静かに描いた八つの短編を収録。
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『まぶしい便り』ペク・スリン(著)、カン・バンファ(訳)
¥2,200
美しい文章とあたたかなまなざしで描くペク・スリンの初長編にして最高傑作 派遣看護師としてドイツに渡っていた伯母を頼り、母と幼い妹とともに西ドイツに移り住んだヘミ。 悲劇的な事故により心に傷を負ったまま、孤独な日々を過ごすヘミだったが、伯母と同じ派遣看護師のおばさんたちの子どもであるレナ、ハンスと過ごすうち、徐々に日常を取り戻していく。 ある日ハンスから、再発の可能性がある大病を抱える母親・ソンジャの初恋の相手を探してほしいと頼まれる。 ソンジャおばさんの日記を手がかりに捜索を始めたヘミだったが、急遽家族で帰国することに。 大人になったヘミは、ある日、大学時代にほのかな恋愛感情を抱いていたウジェと偶然再会する。 彼との会話をきっかけに、ヘミは再び、ソンジャおばさんの初恋の相手探しを再開する。
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『人形のアルファベット』カミラ・グルドーヴァ(著) 、上田麻由子(訳)
¥2,750
『人形のアルファベット』カミラ・グルドーヴァ(著) 、上田麻由子(訳) 河出書房新社
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【訳者サイン入り】『松明のあかり』バリー・ユアグロー (著), 柴田元幸 (訳)
¥1,540
『松明のあかり』バリー・ユアグロー (著), 柴田元幸 (訳)
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『ギリシャ語の時間』ハン・ガン(著)、斎藤真理子(訳)
¥1,980
ある日突然言葉を話せなくなった女は、失われた言葉を取り戻すために古典ギリシャ語を習い始める。 ギリシャ語講師の男は次第に視力を失っていく。 ふたりの出会いと対話を通じて、人間が失った本質とは何かを問いかけていく。 韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第1回配本。
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【著者・訳者サイン入り】『体の贈り物』レベッカ・ブラウン(著)、柴田元幸(訳)
¥2,420
SOLD OUT
アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。
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『アルテミオ・クルスの死』フエンテス(作)、 木村榮一(訳)
¥1,320
大地主の私生児として生まれ、混血の伯父に育てられ、革命軍に参加し、政略結婚によって財産の基礎をつくり、政治を巧みに利用して、マスコミを含む多くの企業を所有する――。 メキシコ革命の動乱を生き抜いて経済界の大立者に成り上がった男アルテミオ・クルスの栄光と悲惨。 現代ラテンアメリカ文学の最重要作.
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『誕生日』カルロス・フエンテス(著)、八重樫克彦・八重樫由貴子(訳)
¥1,980
過去でありながら、未来でもある混沌の現在=螺旋状の時間。 家であり、町であり、一つの世界である場所=流転する空間。 自分自身であり、同時に他の誰もである存在=互換しうる私。 目眩めく迷宮の小説! 『アウラ』をも凌駕する、メキシコの文豪による神妙の傑作。
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『ディア・ライフ』アリス・マンロー(著) 、小竹由美子(訳)
¥2,530
チェーホフ以来もっとも優れた短篇小説家が、透徹した眼差しとまばゆいほどの名人技で描きだす、平凡な人びとの途方もない人生、その深淵。 引退を表明しているマンロー自身が〈フィナーレ〉と銘打ち、実人生を語る作品と位置づける「目」「夜」「声」「ディア・ライフ」の四篇を含む全十四篇。
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『ピアノ・レッスン』アリス・マンロー(著) 、小竹由美子(訳)
¥2,750
行商に同行した娘は父のもう一つの顔を目撃し、駆出しの小説家は仕事場で大家の不可思議な言動に遭遇する。 心を病んだ母を看取った姉は粛然と覚悟を語り、零落したピアノ教師の老女が開く発表会では小さな奇跡が起こる――人生の陰翳を描き「短篇の女王」と称されるカナダ人ノーベル賞作家の原風景に満ちた初期作品集。
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『善き女の愛』アリス・マンロー(著) 、小竹由美子(訳)
¥2,640
独身の善良な訪問看護婦が元同級生に寄せる淡い思いと、死にゆくその妻。 三者の心理的駆け引きをスリリングに描くO・ヘンリー賞受賞の表題作ほか、母と娘、夫と妻、嫁と小姑など、誰にも覚えのある家族間の出来事を見事なドラマとして描きだす、マンローの筆が冴える金字塔的短篇集。
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『弓と竪琴』オクタビオ・パス(著)、 牛島信明(訳)
¥1,430
「詩」とは何か? ポエジーとは何か? 「詩的なるもの」とは何なのか? 詩を構成する要素である言語、リズム、韻文・散文の弁別特徴、そしてイメージとは? 驚嘆すべき博識と犀利な知性、研ぎ澄まされた詩的直観と洞察力に裏付けられた、ノーベル賞作家パス(1914-98)畢生の一大詩論
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『鷲か太陽か?』オクタビオ・パス(著)、 野谷文昭(訳)
¥792
SOLD OUT
ノーベル賞詩人オクタビオ・パス(1914-98)がパリに暮らした一九四〇年代後半に創作した散文詩と、イメージとリズムの法則に支配された、夢のような味わいをもつ短篇。 シュルレアリスムの正統的・批判的継承者として知られる巨匠による、研ぎ澄まされた詩的直観が鮮烈な印象を残す初期の代表作。
