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『アンデルセン傑作集 マッチ売りの少女/人魚姫』アンデルセン
¥693
親から子へと世界中で読み継がれている名作の中からヒロインが活躍する15編を厳選。 雪の降る大晦日の夜、あまりの寒さに少女はマッチをともして暖をとろうとした。 すると目の前に不思議な光景が浮かび上がってくるが……。 人間の王子を好きになった人魚姫が犠牲にしたものは? 世界中で親から子へと今も親しまれているアンデルセンの物語。 その中から『親指姫』『赤い靴』『ある母親の物語』『木の精のドリアーデ』『歯いたおばさん』などヒロインが活躍する15編を厳選。 訳者:天沼春樹 出版社:新潮社 発売日:2015.7 判型・製本:文庫 ページ数:400
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『雨に打たれて』アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ
¥2,200
1930年代、ナチスに迎合する富豪の両親に反発し、同性の恋人と共に中近東を旅したスイス人作家がいた。 同じように世界に居場所を失い、中近東に流れ着いた人々がいた。 旅先で出会った人々を繊細な筆致で描いた、さすらう魂の吹き溜まりのような短編集。 訳者:酒寄進一 出版社:書肆侃侃房 発売日:2022.9 タイプ:単行本(ハードカバー) ページ数:224 シュヴァルツェンバッハは冷徹な観察者の眼差しと簡潔な文体で、 オリエントの国々を彷徨う異邦人の荒涼とした自由、追放者の勲章としての孤独、 そして過酷な運命を優美に描いてみせる。 ────山崎まどか
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