-
『若い小説家に宛てた手紙』マリオ・バルガス=リョサ(著) 、木村榮一(訳)
¥1,760
作家を志す人へ、実作者からの熱い思い! 小説は面白い。小説家はもっと面白い! が、創作とは多大な犠牲を強いるものであり、将来の保証は何もない。 それでも作家になりたい若い人へ、小説への熱い思いを込めて宛てた小説家への手引。 出版社:新潮社 発売日:2000.7 判型・製本:四六判 ページ数:176
-
『リュウジ式至高のレシピ3 人生でいちばん美味しい!基本の料理100』リュウジ
¥1,870
【版元HPより】 ぜったいに、裏切らない。 リュウジ@料理のおにいさんの一番売れてるレシピ本シリーズ! 料理レシピ本大賞 in Japan 大賞受賞作、待望の第3弾! 【至高のレシピって、どんなレシピ?】 1.普段の料理がものすごいアイデアで至高の料理に進化する! →工程もめちゃくちゃ丁寧に載せたのでレシピ通りに作ってください。 2.ウラ技満載で、「おいしい!」への最短距離を突破します →ウマいもの作るために本当に必要なことしか書いてません。 3.つまりこの本は、ウマさと効率が両立した「人生のお供」 →台所に立つ人にこそやさしくありたい。そう思って書きました。 【たとえば、どんな料理が載ってるの?】 ・アジのように開け。さすれば究極のザクプリ「至高のエビフライ」 ・湯煎でも炊飯器でもなく、レンジが正解でした「至高のローストビーフ」 ・あの韓国の調味料が日常を変える「至高のコンソメスープ」 ・殻をむきやすいゆで方も教えます「至高のゆで卵」 ・魔法の粉を混ぜ込む。すると香りが全然ちがう「至高のお好み焼き」 ・いもの切り方だけでここまで変わるとは「至高のじゃがいもガレット」 ・10分で劇的おしゃれイタリアン「至高の冷製パスタ」 出版社:ライツ社 発売日:2025.3 判型・製本:B5並製 ページ数:208
-
『半分論』村上信五
¥1,980
【版元HPより】 多才な村上信五の思考回路&新・人生論。 43年間のエピソードとともに綴られた 1 冊 エンタメ界で20年以上活躍し、数多くのバラエティ番組のMCとして抜群のトーク力を発揮、最近では積極的に社会貢献に取り組んでいる村上信五さん。 熱量高く全力で物事に向き合い、輝かしいキャリアを手に入れ成功しているかのように見られている彼が、仕事で感じた葛藤や挫折。 そこから導き出した、自分なりの新しい心の持ち方=メンタルコントロールそしてコミュニケーション術が、今回の著書「半分論」の核になります。 物事の答えは無限にあるからこそ、二択を軸にして考える。 日ごろジャッジするときには一択にするのではなく、2つの答えをベースに持って展開して行くと、仕事はもちろん人生は「心地よく」「楽になり」、滞っていたことも「好転」し始める。 この彼の独自の思考とエンタメというビジネスの世界で培った経験から習得した新・脳内ロジック、心構えをまとめた一冊。 人生100年時代の今だからこそ――【仕事で行き詰っている】【自分に自信がない】【仕事とプライベートとの折り合いがつかない】【自意識と承認欲求に潰されそう】【コミュニケーション下手】といった人の脳内整理のヒントになるはず。 出版社:幻冬舎 発売日:2025.4 判型・製本:四六判 ページ数:256
-
『食の本ある料理人の読書録』稲田俊輔
¥1,067
人生に必要なことはすべて「食べ物の本」が教えてくれた――。 読めば読むほど未知なる世界を味わえる究極の25作品。 食べるだけが「食」じゃない! 未曾有のコロナ禍を経て、誰もが食卓の囲み方や外食産業のあり方など食生活について一度は考え、見つめ直した今日だからこそ、食とともに生きるための羅針盤が必要だ。 料理人であり実業家であり文筆家でもある、自称「活字中毒」の著者が、小説からエッセイ、漫画にいたるまで、食べ物にまつわる古今東西の25作品を厳選。 仕事観や死生観にも影響しうる「食の名著」の読みどころを考察し、作者の世界と自身の人生を交錯させながら、食を〈読んで〉味わう醍醐味を綴る。 【作品リスト】 水上 勉『土を喰う日々』 平野紗季子『生まれた時からアルデンテ』 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』 東海林さだお『タコの丸かじり』 檀 一雄『檀流クッキング』 近代食文化研究会『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』 玉村豊男『料理の四面体』 野瀬泰申『食は「県民性」では語れない』 三浦哲哉『自炊者になるための26週』 加藤政洋/〈味覚地図〉研究会『京都食堂探究』 原田ひ香『喫茶おじさん』 千早 茜『わるい食べもの』 ダン・ジュラフスキー/[訳] 小野木明恵『ペルシア王は「天ぷら」がお好き?』 畑中三応子『ファッションフード、あります。』 上原善広『被差別の食卓』 吉田戦車『忍風! 肉とめし 1』 西村 淳『面白南極料理人』 岡根谷実里『世界の食卓から社会が見える』 池波正太郎『むかしの味』 鯖田豊之『肉食の思想』 久部緑郎/河合 単『ラーメン発見伝 1』・『らーめん再遊記 1』 辺見 庸『もの食う人びと』 新保信長『食堂生まれ、外食育ち』 柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』 森 茉莉/[編] 早川暢子『貧乏サヴァラン』 出版社:集英社 発売日:2025.4 判型・製本:新書 ページ数:224
-
『建築を見る技術』坂牛卓
¥1,980
建築と料理は同じ? 音楽のようにリズムがある? 「見立て」から建築を理解できる画期的入門書 建築を見ること、使うことは、誰もが始められることであり、資格は必要ない。 身近な建築をよりよく味わえば、世界が違って見える。 衣食住の中で住としての建築は、生活を豊かにする手段として認知され始めた。 そんな建築の新しい味わい方はなんだろうか。 一般に建築の鑑賞の第一歩はその歴史を知って、建った時代に思いを馳せることだが、本書は目の前にある建物そのものの味わい方をお伝えする。 方法は建築を何かに見立てることである。 実は建築家である筆者は見立て=類推を使って建築を設計している。 創ることと味わうことは物事の表裏だ。 6つの対象に建築を見立てることで建築のもつ多様な側面に光を当てる。 出版社:晶文社 発売日:2025.2 判型・製本:四六判並製 ページ数:232
-
『好きな食べ物がみつからない』古賀及子
¥1,760
「好きな食べ物は何ですか?」 この問いに、うまく答えられないあなたへ。 “やっぱりみつけたい。 「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。” 自分のことは、いちばん自分が、わからない。 どうでもいいけどけっこう切実。 放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を 濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。 出版社:ポプラ社 発売日:2024.12 判型・製本:四六判 ページ数:287
-
『記憶を食む』僕のマリ
¥1,760
気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 【目次】 ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン あとがき 出版社:カンゼン 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:192
-
『トリビュートブック 100%孤独のグルメ! それにしても腹が減った!』
¥1,320
食漫画の金字塔『孤独のグルメ』初のトリビュートブック。 食描写の達人たちによる珠玉のトリビュート漫画+エッセイを収録。 原作・久住昌之氏へのロングインタビュー、井之頭五郎名言辞典、作画・谷口ジロー氏のイラストギャラリーも。 【収録作家】 和泉晴紀、イナダシュンスケ、戌井昭人、宇垣美里、浦沢直樹、江口寿史、大根仁、オカヤイヅミ、小田原ドラゴン、カレー沢薫、河内遙、久住卓也、コナリミサト、島田雅彦、新久千映、夏目房之介、山崎紗也夏、吉田戦車、ラズウェル細木
-
【初回限定特典小冊子付き】『湯気を食べる』くどうれいん
¥1,760
SOLD OUT
※お一人様一冊でお願いします。 幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる自炊エッセイ集。 「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。 初回搬入限定の特典小冊子には書籍未収録の3編を収録。 出版社:オレンジページ 発売日:2025,3,4 判型・製本:四六判 ページ数:212
-
『おいしそうな文学。』群像編集部(編)
¥1,320
SOLD OUT
物語は別腹。 29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。 読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。 物語の美食家たちを虜にした全29品。 その味は、読んでみてのお楽しみ。 まずは一口。 【執筆者】 江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子 出版社:講談社 発売日:2025.2 判型・製本:B6変型 ページ数:128
-
『作家と酒』
¥2,090
SOLD OUT
酒呑みへ捧ぐ、作家と酒をめぐる44編! 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。 ほろ酔い、泥酔、二日酔い……そして今宵も酒を呑む。 出版社:平凡社 発売日:2021.9 判型・製本:B6変 ページ数:304
-
『作家と珈琲』
¥2,090
毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう52編。 出版社:平凡社 発売日:2022.1 判型・製本:B6変 ページ数:288
-
『珈琲のことば 木版画で味わう90人の名言』
¥1,540
SOLD OUT
モンテスキューから爆笑問題・太田光まで、古今東西90人の珈琲をめぐることばを集め、木版刷りした「読んで楽しい、見て面白い、心休まる」ハンディ・テーブルブック。 出版社:平凡社 発売日:2016.3 判型・製本:A5 ページ数:168
-
『コーヒーと随筆 新装版』庄野雄治(編)
¥880
SOLD OUT
近代文学に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい随筆を厳選。 大好評を博した『コーヒーと小説』の姉妹書、2冊続けて読むと何倍も楽しめる内容です。 前作に続きカバー写真には、作品に登場する魅力的な女性の象徴として人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。 現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く読みやすい随筆24編。 掲載作品(掲載順) 「畜犬談」太宰治 「巴里のむす子へ」岡本かの子 「家庭料理の話」北大路魯山人 「隣りの犬」向田邦子 「立春の卵」中谷宇吉郎 「大阪の可能性」織田作之助 「陰翳礼讃」谷崎潤一郎 「人が住んでいる」永井龍男 「変な音」夏目漱石 「赤毛の犬、」阿部知二 「恋と神様」江戸川乱歩 「余が言文一致の由」二葉亭四迷 「日本の小僧」三遊亭円朝 「柿の実」林芙美子 「亡弟」中原中也 「佐竹の原へ大仏を拵えたはなし」高村光雲 「大仏の末路のあわれなはなし」高村光雲 「ピアノ」芥川龍之介 「人の首」高村光太郎 「好き友」佐藤春夫 「子猫」寺田寅彦 「太陽の言葉」島崎藤村 「硝子戸の中」夏目漱石 「不良少年とキリスト」坂口安吾 出版社:mille books 発売日:2022.11 判型・製本:文庫 ページ数:320
-
『コーヒーと小説 新装版』庄野雄治(編)
¥880
SOLD OUT
古い小説にも造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーによくあう“すこぶる”面白い小説を厳選。 現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く、とても読みやすい小説集。 コーヒーを飲みながらお楽しみください。 カバー写真には、小説に登場する魅力的な女性たちの象徴として、人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。 長らく品切れしていた人気書が文庫サイズ、新たな2編を加えた増強新装版で復活! 「コーヒー屋のくせにではなく、コーヒー屋だから作れた、ちょうどいい短編集」 小説は読まなければならないものではない。 そこがコーヒーとよく似ている。 どちらも、あってもなくてもいいけれど、あれば生活が豊かになる。だから、小説とコーヒーはよくあうのだ。 「グッド・バイ」太宰治 「桃太郎」芥川龍之介 「水仙月の四日」宮沢賢治 「日記帳」江戸川乱歩 「鮨」岡本かの子 「愛撫」梶井基次郎 「七階の運動」横光利一 「嫉妬する夫の手記」二葉亭四迷 「野萩」久生十蘭 「夜長姫と耳男」坂口安吾 「少女病」田山花袋 「忘れえぬ人々」国木田独歩 出版社:mille books 発売日:2021.11 判型・製本:文庫 ページ数:320
-
『コーヒーと短編』庄野雄治(編)
¥1,430
コーヒーによくあうすこぶる面白い小説集、待望の第3弾 安藤裕子の書き下ろし短編小説を含む、珠玉の18編を収録 近代文学に造詣が深く、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい短編を厳選。 大好評を博した『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』の姉妹書、本シリーズの第3弾完結編。 今作もカバーモデルに、作品に登場する魅力的な女性の象徴としてシンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。 そして、本シリーズの締めくくりとして安藤裕子さん書き下ろしの短編小説「謀られた猿」を収録。 その他、古典落語「死神」の原案になったグリム童話、小学校を舞台にしながら現代社会を描いたような谷崎潤一郎の隠れ名作、多くの著名人も愛読書としてあげる小川未明の童話から随一の傑作と誉高い作品など、すこぶる面白い短編を18作選り抜き、シリーズ最高傑作が完成。 掲載作品(掲載順) 「桜桃」太宰治 「越年」岡本かの子 「西東」坂口安吾 「死神の名づけ親」グリム童話 金田鬼一・訳、 「団栗」寺田寅彦 「蜜柑」芥川龍之介 「水仙」林芙美子 「夕焼け」吉野弘 「耳かき抄」木山捷平 「プールのある家」山本周五郎 「一ぷく三杯」夢野久作 「笑われた子」横光利一 「檸檬」梶井基次郎 「メロン」林芙美子 「赤い蝋燭と人魚」小川未明 「一房の葡萄」有島武郎 「小さな王国」谷崎潤一郎 「謀られた猿」安藤裕子 出版社:mille books 発売日:2021.10 判型・製本:四六版変形・上製 ページ数:320
-
『コーヒーの絵本』庄野雄治(作)、平澤まりこ(絵)
¥1,100
SOLD OUT
おいしいコーヒーのいれ方がよくわかる 世界でいちばんやさしいコーヒーの絵本 全国に多くのファンを持つ人気焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治さんが、コーヒーの基本から淹れ方まで、お話仕立てで楽しくわかりやすく教えます。 イラストレーター・平澤まりこさんのかわいらしくほのぼのとした絵とともにコーヒーのお話が展開するので、美味しいコーヒーの淹れ方が本当によーくわかります。 「家でコーヒーをいれてみたいけど面倒そう」という方にこそおすすめの1冊。 この絵本があれば、おうちのコーヒーがグッと美味しくなりますよ。 出版社:mille books 発売日:2014.10 判型・製本:B6・上製 ページ数:48
-
『CAFICT コーヒーと暮らす。』くぼたまりこ
¥1,584
日々の暮らし、日常の中での【コーヒーとの暮らし】をテーマにしたwebブログやYouTube、SNSで大人気の「CAFICT」初の書籍。 コーヒーを楽しむ時間、道具、器について。 くつろいだり、気分が上がったり。女性ならではのコーヒーの”楽しみ方”を体感する一冊。 「最初に揃えたい道具」から「おいしく淹れるコツ」「好きな器」「自分にあった豆選び」「コーヒーのおともレシピ」などたくさんの情報も。 「コーヒーと暮らす」すべての人へ。 出版社:主婦の友社 発売日:2021.11 判型・製本:B5変 ページ数:128
-
『珈琲の世界史』旦部幸博
¥1,056
【「はじめに」より一部抜粋】 カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、一緒に辿ってみましょう。 ヒトが何かを食べるとき、その食べ物に込められた「物語」も一緒に味わっている――そんなセリフを聞いたことはないでしょうか。 コーヒーはまさにその最たる例です。カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、この本で一緒に辿ってみましょう。 先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう。 「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」「コーヒーで成り上がった億万長者たち」「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。 出版社:講談社 発売日:2017.10 判型・製本:新書 ページ数:256
-
『ロイヤルホストで夜まで語りたい』
¥1,760
SOLD OUT
ロイヤルホストを愛する書き手17人が集った、エッセイアンソロジー。 ここでしか食べられない料理メニュー、来店の度に心地よさを覚えるサービスで多くのファンがいるロイヤルホスト。 そんな特別な場での一人ひとりの記憶を味わえる一冊。 【執筆者(50音順、敬称略)】 青木さやか/朝井リョウ/朝比奈秋/稲田俊輔/上坂あゆ美/宇垣美里/織守きょうや/温又柔/古賀及子/高橋ユキ/似鳥鶏/能町みね子/平野紗季子/ブレイディみかこ/宮島未奈/村瀬秀信/柚木麻子 出版社:朝日新聞出版 発売日:2025.1 判型・製本:四六判並製 ページ数:208
-
『ははとははの往復書簡』長島有里枝、山野アンダーソン陽子
¥1,870
「普通」や「当たり前」が苦しいなら、とにかく話しませんか? 写真家・長島有里枝とガラス作家・山野アンダーソン陽子による日本とスウェーデンを行き交う往復書簡。 「子育て」をテーマに始まった手紙のやりとりが広がりを見せ、テーマに限らない対話が次々と展開されていく。 アーティストとして、コロナ禍の生活、政治について、親との関係性、自然との向き合い方、歳をとること……。 噛み合わなくても、共感できなくても、対話はできる。 年齢も住む場所も考えも違う二人が、正直に自分の言葉で対話を重ねていく。 出版社:晶文社 発売日:2022.4 判型・製本:四六判 ページ数:210
-
『今読み解く日本の庭園 作者の想いからデザインまで』戸田芳樹、野村勘治
¥1,980
【版元HPより】 本書の狙いは日本庭園を専門に学ぶ人へのアカデミックな内容を目指すのではなく、観光的視点からだけの庭園案内でもない。 作庭家、ランドスケープアーキテクトなど、「つくり手」の視点から古典庭園を大胆に解釈したのが本書の骨子である。 この書は書斎で読むだけではなく、実際に庭園を歩きながら読んで欲しい。 作庭者の想いが強い庭園には必ず作者の声が天から降りてくる。この本を読むことで、作庭者が自ら日本庭園の素晴らしさを語りかけてくれるような体験をして欲しいと願っている。 (著者) 出版社:風景パブリッシング 発売日:2024.10.10 判型・製本:B5判 ページ数:128
-
『絵本のようにめくる建築の物語』田所辰之助、川嶋勝(監修)
¥1,540
ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ザハ・ハディッド、丹下健三、隈研吾……世界の名だたる建築家たちによる建築物。 美術館や劇場、駅・空港、研究施設など63件を選りすぐりの写真により紹介。 デザインのテーマ、驚きの技術、環境との調和のヒントなど名建築たる所以をシンプルなテキストで解説。知的好奇心を刺激するビジュアル教養読本。 ■構成(紹介建築) 【美術館・博物館】ビルバオ・グッゲンハイム美術館/ニテロイ現代美術館/ユダヤ博物館/ポンピドゥー・センター/エデン・プロジェクト ほか 【オフィス・商業ビル】銀河SOHO/銀座メゾンエルメス/クライスラー・ビル/セルフリッジズ/キャピタル・ゲート/中国中央電視台本部ビル ほか 【宗教施設】ロンシャン礼拝堂/クレスゲ礼拝堂/マスジェデ・ナスィーロル・モスク/クライストチャーチ大聖堂/ロータス・テンプル ほか 【競技場・劇場】シドニー・オペラハウス/北京国家体育場/国立競技場/アリアンツ・アレナ/北京国家水泳センター ほか 【住宅・ホテル】ランブル・ブラン/オクラホマ(WoZoCo)/カサ・ミラ/落水荘/ファンズワース邸/キューブハウス ほか 【官公庁】ドイツ国会議事堂/バングラデシュ国会議事堂/香川県庁舎/マンチェスター民事司法センター 【文化施設】アラブ世界研究所/王立ポルトガル図書館/新アレクサンドリア図書館/イェール大学バイネッキ稀覯本図書館 ほか 【駅・空港・橋】北京大興国際空港/ジョン・F・ケネディ国際空港/アラミージョ橋/シェイク・ザーイド橋/リエージュ=ギユマン駅/日立駅 ほか 【研究施設・工場】ソーク生物学研究所/ファクトリービルディング/大阪市環境局舞洲工場/バウハウス・デッサウ校/アインシュタイン塔 ■コラム 建築様式の歴史 近現代・建築家リスト その1 近現代・建築家リスト その2 出版社:昭文社 発売日:2021.10 判型・製本:A5変 ページ数:144
-
『世界で一番美しい建築デザインの教科書』鈴木敏彦、松下希和、 中山繁信
¥1,980
【版元HPより】 近代建築の巨匠7人 ライト ミース コルビュジエ リートフェルト アールト プルーヴェ ヤコブセン に学ぶ インテリア・家具・建築のキホン 建築とインテリアの基礎知識をすべてイラストで 分かりやすく解説した本です。 本書は、これまでバラバラに語られることの多かった 家具・インテリア・建築・まちづくりまでを横断的に説明している 唯一の本です。 それらを説明する教材として、世界的にも著名な 上記7人の建築家の作品を解剖しつつ、 そのデザインの秘密を解き明かしていきます。 カバーにも使われているユニテ・ダビタシオンをはじめ ロンシャン礼拝堂の礼拝堂や落水荘、ファンズワース邸など数々の名建築も登場し その建築の秘密や、これらが名建築とされる所以も分かります。 近代建築を知るにも、お薦めの1冊です。 出版社:エクスナレッジ 発売日:2018.10 判型・製本:B5判 ページ数:160