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『神田伯山対談集 訊く!』神田伯山
¥1,980
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“日本一チケットが取れない講談師”として、講談普及の先頭に立つ活躍を続ける六代目神田伯山の初となる対談集。 二ツ目・神田松之丞時代の2019年から真打昇進と襲名を経た2022年にかけて、『週刊プレイボーイ』誌に不定期で掲載された対談連載をベースに、今の視点から振り返る語り下ろしも収録。 激動の日々に出会った各界のトップランナー11人と交わした言葉の数々が、伯山自身の立場と心の変化を色濃く映した“タイムカプセル”と呼ぶべき一冊。 【対談相手一覧】 ◆又吉直樹(芸人/小説家) ◆弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー) ◆宮藤官九郎(脚本家/監督/役者/ミュージシャン) ◆アントニオ猪木(プロレスラー/実業家) ◆真島昌利(ザ・クロマニヨンズ/ミュージシャン) ◆北方謙三(小説家) ◆高田文夫(放送作家)&矢野誠一(芸能評論家) ◆中村勘九郎(歌舞伎役者) ◆中井貴一(役者) ◆寺島しのぶ(役者) 出版社:集英社 発売日:2024.10 判型・製本:四六判 ページ数:304
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『見えないものを探す旅 旅と能と古典』安田登
¥1,650
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いつもの風景が、その姿を変える 単なる偶然、でも、それは意味ある偶然かもしれない。 世界各地へ出かけ、また漱石『夢十夜』や三島『豊饒の海』、芭蕉など文学の世界を逍遥し、死者と生者が交わる地平、場所に隠された意味を探し求める。 能楽師・安田登が時空を超える精神の旅へといざなう。 【もくじ】 ■ はじめに ■ 旅 ▶ 敦盛と義経 ▶ 奄美 ▶ チベットで聴いた「とうとうたらり」 ▶ 復讐の隠喩 ▶ 人待つ男 ▶ 孤独であることの勇気 ▶ ベトナムは美しい ▶ 生命の木 ■ 夢と鬼神——夏目漱石と三島由紀夫 ▶ 『夢十夜』 ▶ 待ちゐたり ▶ 太虚の鬼神——『豊饒の海』 ■ 神々の非在——古事記と松尾芭蕉 ▶ 笑う神々——能『絵馬』と『古事記』 ▶ 謡に似たる旅寝 ▶ 非在の蛙 ■ 能の中の中国 ▶ 西暦二千年の大掃除 ▶ 時を摑む ▶ 麻雀に隠れた鶴亀 ▶ 超自然力「誠」 ▶ 神話が死んで「同」が生まれる ■ 日常の向こう側 ▶ 心のあばら屋が見えてくる ▶ レレレのおじさんが消えた日 ▶ 掃除と大祓 ▶ 死者は永遠からやってくる ■あとがき 出版社:亜紀書房 発売日:2021.6 判型・製本:四六判変型・並製 ページ数:184