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『人殺しは夕方やってきた』マルレーン・ハウスホーファー
¥2,310
山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。 多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳! 収録作はオーストリアの村で生まれ育ったマルレーン・ハウスホーファーの少女時代を彷彿させる。共に暮らした人々や動物たち……そして、平和な暮らしを一変させる戦争の影。 文学ムック「たべるのがおそい」vol.4収録の「さくらんぼ」「雌牛事件」「フォン・ガイエン氏の夜の出逢い」ほか、かなしみにユーモアをまぶした切なく心あたたまる作品集。 訳者:松永美穂 出版社:書肆侃侃房 発売日:2024.4 判型・製本:四六判・上製 ページ数:244
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『野原』ローベルト・ゼーターラー
¥2,200
悲しみとは、生の躍動——。 人の尊厳に迫る、このうえなく静かな長篇小説。 ミリオンセラー『ある一生』で国際ブッカー賞候補となったオーストリアの作家が、小さな町の墓所に眠る死者たちが語る悲喜交々の人生に耳を傾ける。 たゆまぬ愛、癒えない傷、夫婦の確執、労働の悦び、戦争、汚職、ならず者の悲哀……。 失意に終わる人生のなかにも、損なわれることのない人間の尊厳がある。 胸を打つ物語。 訳者:浅井晶子 出版社:新潮社 発売日:2022.10 タイプ:単行本(ソフトカバー) ページ数:256
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