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『わからなくても近くにいてよ』堀静香
¥1,870
「近くにいたって、こんなに遠い」。 現役国語教師で歌人でエッセイスト、再注目著者の最新エッセイ+日記。 なんでもない日常を繊細に丁寧に時に乱暴に切り取ってみせる、読めば読むほど深い味わいのある清新な文章。 12篇のエッセイと1年間の日記。 出版社:大和書房 発売日:2024.11 判型・製本:四六判変型 ページ数:272
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『しんがりで寝ています』三浦しをん
¥1,760
同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。 玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、近所に住む家族との交流、EXILE一族に対する深い愛……。 笑いあり、ときどき涙あり (?) 2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の最新エッセイ集。 コロナ禍でも、コロナが明けても。 人気作家の目を通して描かれる「なんてことのない日常」。 その素晴らしさと可笑しさがここに。 出版社:集英社 発売日:2024.3 判型・製本:四六判 ページ数:204
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『どうかしてました』豊﨑由美
¥1,870
人気書評家・豊﨑 由美、抱腹絶倒の初エッセイ集! 多動でケガが絶えなかった子供時代。 サブカルと競馬にのめり込み、超貧乏だった青春時代。 そして、aiboにメロメロの還暦過ぎ――。 まつわる本の紹介も交えながら、どうかしていた(いる)日々を綴ります。 人気書評家は名エッセイストでもあった! 出版業界紙「新文化」の7年にわたる連載「トヨザキ社長の書評家的日乗」を中心に、雑誌などに掲載されたエッセイも何編か収録。 教室ですぐ立ち上がってしまう小学生は、両手を離して坂道で自転車に乗るチキンレースを男子に挑み、雪合戦にも夢中になった。 20代は貧乏を補填すべくエロ雑誌にも記事を書きまくっていたなど、思わず吹き出す逸話が満載。 恩人の川本三郎さんのこと、可愛がっているaiboのことなどの心温まる話。 そして、書評家としての仕事や、文学賞について思うこと。 各エピソードにまつわる本の読みどころも紹介されており、ブックガイドとしても味わい深い1冊。 出版社:集英社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:256
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『台所で考えた』若竹千佐子
¥1,595
夫を亡くし、63歳で主婦から作家に。 大ベストセラー/芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』著者の初エッセイ集。 身近な人の死、孤独と自由、新しい老い、自分を知る楽しさ、家族の形、ひとりで生きること、みんなで生きること―― 書いて考えて辿りついた、台所目線の哲学。 出版社:河出書房新社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:168
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『かりそめの星巡り』石沢麻依
¥2,200
遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。 ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。 デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。 「河北新報」連載「記憶の素描」、「日本経済新聞」連載「美の十選」を収録。 出版社:講談社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:216
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【サイン入り】『空気が静かな色をしている 日々ごはん2021 7-12』高山なおみ
¥1,760
※おひとりさま一点限り 【版元HPより】 毎日食べるごはんのように、今日を味わいながら、 この世界を生きていく。 「なぜ日記を書くんですか?」と、よく聞かれる。 そういうとき私は、うーんと考え込んでしまう。なんでなんだろう。あったことがなくなってしまうのが淋しいから。そう答えたこともある。 でも、あったことはなくならない。今の私はそう思う。 ここまで書いて気がついた。もしかすると、あまりにたくさんのものごとが流れていってしまうからなのかも。しかも、流れているのはまわりだけでなく、自分自身もなのだ。 ー書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”より 出版社:アノニマ・スタジオ 発売日:2024.12 ページ数:208
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『地球と書いて〈ほし〉って読むな』上坂あゆ美
¥1,980
新世代歌人によるパンチライン炸裂エッセイ 第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』でデビューした新世代歌人のパンチラインが炸裂する初エッセイ集。 不倫にギャンブルにやりたい放題の末、家族を捨ててフィリピンに飛んだ“クズ”の父、女海賊のように豪快で腕っぷしの強い母、ギャルでヤンキーでトラブルメーカーの姉、そして真実を執拗に追求するあまり人間関係において大事故を起こしてきた私…… 数々の失敗を繰り返しながらようやく最近“人間”になってきた著者のこれまでを赤裸々かつユーモラスに物語る。 出版社:文藝春秋 発売日:2024.11 判型・製本:四六判並製 ページ数:192
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『小さい午餐』小山田浩子
¥2,200
広島在住の小説家、小山田浩子さんが近所や旅行先で昼ごはんを食べたことを書いたエッセイ。 お好み焼きやむさしの若鶏むすび、汁なし担々麺など広島名物について書いている回も。 出版社:twililight 発売日:2024.9 判型・製本:四六判 ページ数:272
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『ニューワード ニューワールド言葉をアップデートし、世界を再定義する』竹田ダニエル
¥1,760
言語化できずに頭の中に存在している「モヤモヤ」が晴れない。 社会の中で空気のようにある“何か”に抱く疑問や違和感が、解消できない。 日々、そんな風に感じていませんか? 本書で、竹田ダニエルさんはアメリカの若い世代から生まれた言葉の社会的背景を読み解き、内包する価値観の変化を鋭く分析します。 その分析と同時に言語化され、可視化されるのは現代社会に蔓延する“モヤモヤ”。 ―新しい言葉を知ることは、新しい価値観を知ることであり、それは新しい世界を知ることでもある―― 自分が置かれている環境や感情が言語化されたとき、初めてそれについて学び、話し合うことができるようになります。 今、あなたの頭の中にあるモヤモヤを捨てに、本書を開いてみませんか? 出版社:集英社 発売日:2024.10 判型・製本:四六判 ページ数:192
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【サイン本】『水道水の味を説明する』鈴木ジェロニモ
¥1,650
【版元紹介ページより】 “水道水の味”や“1円玉の重さ”など、一見無機的なものを、独特の視点で表現したYouTube動画「説明」が各所で話題となる。 歌人としても活躍し、『BRUTUS』での又吉直樹との対談、文藝春秋オンラインでの穂村弘との対談など、いま次世代の表現者として大きな注目を集めているお笑い芸人・鈴木ジェロニモの初めての本です。 出版社:ナナロク社 発売日:2024.11 判型・製本:B6変形・並製 ページ数:352
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『もの想う時、ものを書く』山田詠美
¥2,420
SOLD OUT
もう会えない人の記憶、夫とのかけがえのない日常、そして文学。 2000年以降、各紙誌に発表されたエッセイに加え、文庫解説、芥川賞選評など、単行本初収録。 作家が愛するものたちを言の葉にのせた、作家生活40周年記念の贅沢な散文集。 出版社:中央公論新社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判変型 ページ数:416
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【サイン入り&特典ステッカー付】『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』小原晩
¥1,760
SOLD OUT
23区に上京したある女の子の東京での生活を中心としたエッセイ集。 せわしない日々からこぼれていく感情や体験をユーモアたっぷりに掬いあげる文章に心がほぐれる全40篇。 1万部を突破した伝説的ヒットの自費出版エッセイ集、新たに17篇を加え、待望の商業出版。 出版社:実業之日本社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:176
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『とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時』
¥1,540
三浦しをん、西加奈子、重松清など14人の人気作家が一日の3つの時間帯を絶妙に描くエッセイアンソロジー。 【「朝」のひととき】 三浦しをん「目覚めたときが朝」 道尾秀介「こうして背表紙は増えていく」 西加奈子「間違いなく朝は」 角田光代「朝の損得」 重松清「指一本、指二本……」 【「夕暮れ」のひととき】 川上未映子「夕暮れの、どんな空を見ても」 森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」 池澤夏樹「長い夕暮れ、短い夕暮れ」 綿矢りさ「夕暮れの諦め」 【「午後11時」のひととき】 吉本ばなな「そわそわ、しみじみ」 高橋源一郎「ラジオの時間」 村山由佳「上機嫌なままで」 小川洋子「分かれ道」 浅田次郎「午後十一時という非常」 出版社:平凡社 発売日:2022.5 判型・製本:B6変型 ページ数:128
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『読んでばっか』江國香織
¥1,980
絵本、童話から小説、エッセイ、詩、そして海外ミステリーまで――お風呂でも、電車の中でも、待ち合わせでも、いつもそばに本がある幸せ。 心躍るエッセイ集。 出版社:筑摩書房 発売日:2024.6 判型・製本:四六判 ページ数:256
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『無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―』山本文緒
¥572
私は突然膵臓がんと診断された。余命は四カ月。 最期まで書き続けた著者のラストメッセージ。 2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された。 治療法はなく、進行を遅らせる抗がん剤をやめて、緩和ケアに進むことを決めた――。 まるで夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような、コロナ禍での闘病の日々を、作家は日記として書き残した。 痛みや発熱の苦しみ、これまでの人生、夫への感謝と心配、「書きたい」という尽きせぬ思い……。 58歳で急逝した著者からの、ラストメッセージ。 出版社:新潮社 発売日:2024.9 判型・製本:文庫 ページ数:192
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『ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。』 最果タヒ
¥1,650
「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。 稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイ連載が遂に書籍化! 出版社:中央公論新社 発売日:2024.9 判型・製本:四六判変型 ページ数:160
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『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン』小沼理 編著
¥1,562
SOLD OUT
自分らしい表現とは?上手に伝えるコツ、正確な記述とは…「書く」ことの第一線に立つ15人が、その考えと方法、喜びや苦しみを綴る。 これから筆をとる人も、書きあぐねている人にも。 自分に合った言葉を見つけるには? 上手に伝えるコツ、正確な記述、あるいは日々の体験を、 感じた瞬間のままに描写するにはどうすればいいか.....いま「書く」ことの第一線に立つ15人が、それぞれの考えと方法、喜びや苦しみを綴る。 これから筆をとる人も、書きあぐねている人にも、その背を支えるアンソロジー集。 出版社:河出書房新社 発売日:2024.9 判型・製本:四六判 ページ数:236
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『渡り鳥たちが語る科学夜話 不在の月とブラックホール、魔物の心臓から最初の詩までの物語』全卓樹
¥1,760
【版元webより】 ――真夜中の科学講座、第2幕のはじまりです。 ・月のおもて側にだけある海 ・土星の環から霧雨が降る ・この世界はシミュレーションなのか? ・青年科学者の命を奪ったデーモンコア(魔物の心臓) ・逆張り・冷笑派は強者の勝利を後押しする? ・砂漠に広がる「妖精の環」のひみつ ・ヒマラヤを渡るツルが巻き起こした小さな奇跡 『銀河の片隅で科学夜話』で寺田寅彦賞受賞! 理論物理学者とっておきの20話。 「もしこの書が、読者諸氏の異時空の旅のよきお供となるならば、それは筆者欣快の至りである」 ――著者 出版社:朝日出版社 発売日:2023.2 判型・製本:四六判変型 ページ数:192
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『銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』全卓樹
¥1,760
SOLD OUT
【版元webより】 一日の長さは一年に0.000 017秒ずつ伸びている。 500億年のちは、一日の長さは今の一月ほどになるだろう―― 空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ、と感じるような、 物理学者のとっておきのお話を22、集めました。 ・流れ星はどこから来る? ・宇宙の中心にすまうブラックホール ・真空の発見 ・じゃんけん必勝法と民主主義の数理 ・世論を決めるのは17%の少数者? ・忘れられた夢を見る技術 ・反乱を起こす奴隷アリ ・銀河を渡る蝶 ・飛び方を忘れた鳥にそれを教える… 真夜中の科学講座のはじまり、はじまり。 ほんのひととき、日常を忘れて、科学世界の詩情に触れてみませんか? 科学や文学が好きな人へのプレゼントにもぜひ。 「夜話と名乗ってはいるが、朝の通勤電車で、昼休みのひとときに、ゆうべの徒然の時間に、順序にこだわらず一編ずつ楽しんでいただければと思う。」――著者 出版社:朝日出版社 発売日:2020.9 判型・製本:四六判変型 ページ数:192
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『冬の本』
¥1,870
冬に読んだ本や、冬になったら思い出す本。冬に出会った本や、冬のような本。冬と一冊の本をめぐる書き下ろしエッセイ集。 【執筆者一覧】 青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、 いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、 伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、 宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、 岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、 木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、 久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、 佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、 鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、 田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、 丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、 能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、 早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、 堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、 又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、 安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、 山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美 出版社:夏葉社 発売日:2012.10 判型・製本:四六判変形・上製 ページ数:200
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『山の上の家』庄野潤三ほか
¥2,420
SOLD OUT
庄野潤三(1921~2009)の初めての作家案内。 全著作案内や、単行本未収録作品、家族の手記、家の写真など。 読むと心があたたかくなる、作家のすべて。 庄野潤三、今村夏子、庄野龍也、佐伯一麦、岡崎武志、上坪祐介、北條一浩、宇田智子 出版社:夏葉社 発売日:2018.7 判型・製本:A5変形 ページ数:240
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『無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―』山本文緒
¥1,650
SOLD OUT
お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。 急逝した作家の闘病記。 これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。 思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。 58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。 出版社:新潮社 発売日:2022.10 判型・製本:四六判変型 ページ数:176
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『ビールは泡ごとググッと飲め 爽快苦味の63編』早川茉莉 編
¥2,090
SOLD OUT
田中小実昌、森茉莉、東海林さだお、伊丹十三、 武田百合子、池波正太郎、向田邦子、幸田文…… 豪華執筆陣による、素敵な活字のビールをどうぞ! ゆるくて、ごきげんで、さわやか。 いつも笑いがそばにある、心地よい作品のかずかず。 出版社:筑摩書房 発売日:2024.8 判型・製本:四六判 ページ数:336
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『僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語』森田真生
¥660
未来はすでに僕を侵食し始めている。 未曾有のパンデミック、加速する気候変動……人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。 史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ! 出版社:集英社 発売日:2024.8 判型・製本:文庫 ページ数:256