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『ファンキー中国 出会いから紡がれること』井口 淳子、山本 佳奈子(編著)
¥2,530
【版元紹介より】 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇―― 多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記! 音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。 80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTok で見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、 果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。 報道では伝えられることのない、書き手たちが映し出す中国の姿。「伝統」に新しいものを豪快に取り入れる姿があり、厳しい規制があるなか、生活に染み入る絶妙な「ゆるさ」や「自由」がある。ときにはカルチャーギャップと呼ばれるような衝撃にも戸惑いながら、書き手ひとりひとりが経験した小さな「出会い」を紡ぎます。 中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。 本文とカバーのイラスト及び装幀は、『送別の餃子』でお馴染みの佐々木優さん。「14人目の書き手」として、自身の記憶に残る中国の街並みをカバーに描いていただきました。 出版社:灯光舎 発売日:2025.2 判型・製本:A5変形 ページ数:320
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『星になっても』岩内章太郎
¥1,980
最期に交わした会話、柩に供えたアップルパイ、死後に読んだ父の手記……そうやって、父の死について書いていくうちに起きた心境の変化は、私の、あるいは、私の哲学の核心に触れるものだった。 哲学者の著者が、父の死をきっかけに書き綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。 「どうしてじいじは死んじゃったの?」 息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。 大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう? 出版社:講談社 発売日:2025.4 判型・製本:四六判 ページ数:256
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『ひとごと クリティカル・エッセイズ』福尾匠
¥2,750
すべて「じぶんごと」として考えることを迫られる時代に「ひとごと」そのものを思考する倫理を立ち上げる。 気鋭の思想家がデビュー以来綴ってきた批評=エッセイが哲学へと結実する実践の書 【目次】 スモーキング・エリア#1 煙草と同じくらい分煙が好き 100パーセントの無知の男の子と出会う可能性について 非美学=義家族という間違った仮説をもとに ポシブル、パサブル――ある空間とその言葉 スモーキング・エリア#2 音響空間の骨相学 コントラ・コンテナ──大和田俊《Unearth》について プリペアド・ボディ――坂本光太×和田ながら「ごろつく息」について スパムとミームの対話篇 スモーキング・エリア#3 僕でなくもない やさしさはひとにだれかのふりをさせる――大前粟生『私と鰐と妹の部屋』について感じたらこの法螺貝を吹いてください――『全裸監督』について 異本の論理――アラン・ロブ=グリエ『ヨーロッパ横断特急』について 絵画の非意識――五月女哲平の絵画について 失恋工学概論 スモーキング・エリア#4 時間の居残り 見て、書くことの読点について テーブルクロス・ピクチャープレーン――リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」展について 日記を書くことについて考えたときに読んだ本――滝口悠生『長い一日』について ひとんちに日記を送る Tele-visionは離れて見てね 画鋲を抜いて剝がれたらそれは写真――迫鉄平「FLIM」展について ジャンルは何のために?――絵画の場合(千葉正也、ロザリンド・クラウス、本山ゆかり) スモーキング・エリア#5 痛み、離人、建て付けの悪い日々 長続きしないことについて 「新実在論」はどう響くのか――『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』について 思弁的実在論における読むことのアレルギー 廣瀬純氏による拙著『眼がスクリーンになるとき』書評について 映像を歩かせる――佐々木友輔『土瀝青asphalt』および「揺動メディア論」論 〈たんに見る〉ことがなぜ難しいのか――『眼がスクリーンになるとき』について 初出一覧・解題 出版社:河出書房新社 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:280
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【サイン入り】『落雷と祝福』岡本真帆
¥1,870
その愛は、短歌になるのを待っている。 マンガ、映画、犬、グミ、ぬいぐるみ、短歌… 歌人・岡本真帆が愛する様々なものをテーマに、短歌とエッセイをつづる。 収録テーマ 「PUIPUIモルカー」/「シン・ゴジラ」/『チェンソーマン』/「ハチミツとクローバー」/『女の園の星』/「RRR」/グミ(お菓子)/花を買うこと/「THE FIRST SLAM DUNK」/犬/『スキップとローファー』/ぬいぐるみ/『ゴールデンカムイ』/『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』/酒/短歌/スピッツ/『A子さんの恋人』 全18題。 本書だけの特別書き下ろし 短歌を作りたい人のための「“好き”で短歌を作るには?」も収録。 出版社:朝日新聞出版 発売日:2025.4 判型・製本:四六判並製 ページ数:216
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『傷のあわい』宮地尚子
¥880
『傷を愛せるか』の著者の原点となるエスノグラフィ 米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。 異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。 その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。 出版社:筑摩書房 発売日:2025.4 判型・製本:文庫 ページ数:240
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『あなたのフェミはどこから?』
¥1,980
個人的でありながらも共通する体験でもあり、連帯する基盤ともなるフェミニズムとの出会いを綴るリレーエッセイ。 あなたの"フェミ"はいつ、どこから始まりましたか? 文筆家、写真家、彫刻家、翻訳家、編集者、ライター、演出家、イラストレーター、学者、ソーシャルワーカー、精神科医など19人の書き手が、個人的でありながらも共通する体験でもあり、連帯する基盤ともなるフェミニズムとの出会いを綴るリレーエッセイ。 【目次】 安達茉莉子「自分の岸辺からはじめる」 松尾亜紀子「やばい間違ったかも、と震えてはじまることもある」 森山至貴「ぬるっと出会って、ずっと繫がって」 高島鈴「生まれ変わり」 石原真衣「先住民フェミニストでございます」 藤高和輝「i am a feminist.」 鴻巣麻里香「脱抑圧の三代記 ─ 私たちはなぜフェミニストでなくなるのか」 上田久美子「私のフェミはどこから。」 小川たまか「風が吹く野原が心の中にある」 星野概念「パワーのこと」 野中モモ「聞こえているから自分も言える」 水上文「BLとフェミニズム(のようなもの)」 金井冬樹「The Powerless Do Have Power.」 長田杏奈「シルバニアで遊べない子」 小田原のどか「受け取って、渡していく」 松橋裕一郎(少年アヤ)「わたし、そしてわたしたち」 能町みね子「神はいないが」 長島有里枝「わたしが千なら、フェミニズムはハク。」 武田砂鉄「ハッキリ答える前に」 出版社:平凡社 発売日:2025.4 判型・製本:四六判 ページ数:176
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『ことばの育休』 銭谷侑
¥1,980
SOLD OUT
コピーライター、父になり、ことばが無力な世界へ。 千葉県外房の里山に暮らすコピーライターが一年間育休をとり、育児の合間に書き続けた「40編のエッセイ」と、「書く育休のすすめ」「妻のあとがき」を収めた一冊。 ことばが通用しない0歳の息子との、ことばにできない感情が次々と生まれる日々で、コピーライターに訪れた大きな変化が息づくエッセイ集。 出版社:庭ブックス 発売日:2025.2 判型・製本:B6変形 ページ数:208
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『メルカリで知らん子の絵を買う』藤原麻里菜
¥1,870
SOLD OUT
無駄づくりで人気の著者による脱力エッセイ 「私は人よりもたくさん余計なことをして生きていこうと思う」 ユニークな無駄発明で人気の著者による脱力系エッセイ集。 じっと天井を見つめ続けてみたり、幼児にまじって砂場で遊んでみたり、まだ名前のついていない行動を探してからだを動かしてみたり、着色料を溶いた水を飲んでみたり……。 じわじわとこみ上げる笑いとともに読み進めると、「余計なこと」を求める著者の心のやわらかい部分が見えてくる。 出版社:文藝春秋 発売日:2025.3 判型・製本:四六判・並製 ページ数:208
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『彼女たちに守られてきた』松田青子
¥1,980
大好きだった児童文学やドーナツの思い出、“タメ口おじさん”や古くさいマニュアルへの違和感。 私たちを勇気づけるエッセイ集。 出版社:中央公論新社 発売日:2025.3 判型・製本:四六判 ページ数:224
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『本をともす』小谷輝之
¥2,200
考えることを放棄せず、考えることに向き合える本を売っている、葉々社の店主の日々の仕事を綴ったエッセイ。 出版社:時事通信出版局 発売日:2025.3 判型・製本:四六判 ページ数:248
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『老いの思考法』山極寿一
¥1,650
SOLD OUT
〈さびしい、苦しい〉老い方にさようなら! 世界的な霊長類学者が教える、人生後半戦が「希望」となる考え方とは? ・人間はなぜ“人生後半戦”が長いのか? ・“老いるほど美しくなる”ゴリラに学ぶべきこと ・身体が弱くても大丈夫――河合雅雄さんの創造性 ・「離婚なんて怖くない」理由を知っていますか? ・狩猟採集民的な「学びのモデル」を復権する ・過去との出会い直しは、老年期の最大の特権……etc. 出版社:文藝春秋 発売日:2025.3 判型・製本:四六判・並製 ページ数:220
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『 青の国、うたの国』俵万智
¥1,870
石垣島から宮崎県に移住した俵万智。 そこは青い海と青い空、そして「短歌」が愛されている土地だった。 日向市出身の若山牧水が「樹は妙に草うるはしき靑の國 日向は夏の香にかをるかな」と詠んだように、宮崎は「青の国」であり、「うたの国」なのだ。 その暮らしは、ほんとうの意味での豊かさを感じさせてくれる。 美味しいものと、素敵な人たちと、生活に根づく文化。 そして短歌が常に身近にあった。 出版社:ハモニカブックス 発売日:2023.4 判型・製本:四六判 ページ数:258
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『旅の人、島の人』俵万智
¥1,870
沖縄の石垣島に、息子と移住して三年あまり。 「旅の人」と言うにはやや長く、「島の人」というにはまだ短い、そんな時間が流れた。 震災のときは仙台に住んでいた。 すぐさま小学生の息子と二人で避難。 空路を乗り継いで西へ向かい、沖縄、石垣島まで飛んだ。 たまたま空席があっただけで、まさかそのまま住みついてしまうとは思ってもみなかった。 虫は怖いし、魚は裁けない。 そもそもアウトドアは大の苦手だった。 「旅の人」と言うにはやや長く、「島の人」というには短い沖縄・石垣島の暮らし。 「地方暮らし」のブームを先取りした9年前のエッセイ集にボーナストラックを増補して復刊。 「サラダ記念日」以前に儚く消えた「幻の50首」があった! そんな秘蔵エピソード「やや長い失恋の話」など。 出版社:ハモニカブックス 発売日:2023.12 判型・製本:四六判 ページ数:240
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『好きな食べ物がみつからない』古賀及子
¥1,760
「好きな食べ物は何ですか?」 この問いに、うまく答えられないあなたへ。 “やっぱりみつけたい。 「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。” 自分のことは、いちばん自分が、わからない。 どうでもいいけどけっこう切実。 放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を 濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。 出版社:ポプラ社 発売日:2024.12 判型・製本:四六判 ページ数:287
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『記憶を食む』僕のマリ
¥1,760
気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 【目次】 ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン あとがき 出版社:カンゼン 発売日:2024.11 判型・製本:四六判 ページ数:192
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『それはただの偶然』植本一子
¥1,540
写真家・植本一子による、自費出版としては初めてのエッセイ集。 夏から秋にかけて執筆された7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇と詩も収録。 【目次】 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表 発売日:2024.12
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『すべてきみに宛てた手紙』長田弘
¥836
SOLD OUT
人生は、「やめたこと」「やめざるをえなかったこと」「わすれてしまったこと」で出来ている。 そうして結局、己のなかにのこったものは? 今の自分にのこったものから、あらゆることがはじまるのならば――。 この本のページを開いた読者=「きみ」へと詩人はまっすぐ語りだす。 贈られるのは39通の「手紙」たち。 体温を帯びた言葉のすべてに胸が震える、珠玉のエッセイ集。 解説 谷川俊太郎 出版社:筑摩書房 発売日:2022.4 判型・製本:文庫 ページ数:160
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【初回限定特典小冊子付き】『湯気を食べる』くどうれいん
¥1,760
SOLD OUT
※お一人様一冊でお願いします。 幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる自炊エッセイ集。 「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。 初回搬入限定の特典小冊子には書籍未収録の3編を収録。 出版社:オレンジページ 発売日:2025,3,4 判型・製本:四六判 ページ数:212
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『おいしそうな文学。』群像編集部(編)
¥1,320
SOLD OUT
物語は別腹。 29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。 読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。 物語の美食家たちを虜にした全29品。 その味は、読んでみてのお楽しみ。 まずは一口。 【執筆者】 江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子 出版社:講談社 発売日:2025.2 判型・製本:B6変型 ページ数:128
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『コーヒーと随筆 新装版』庄野雄治(編)
¥880
SOLD OUT
近代文学に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい随筆を厳選。 大好評を博した『コーヒーと小説』の姉妹書、2冊続けて読むと何倍も楽しめる内容です。 前作に続きカバー写真には、作品に登場する魅力的な女性の象徴として人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。 現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く読みやすい随筆24編。 掲載作品(掲載順) 「畜犬談」太宰治 「巴里のむす子へ」岡本かの子 「家庭料理の話」北大路魯山人 「隣りの犬」向田邦子 「立春の卵」中谷宇吉郎 「大阪の可能性」織田作之助 「陰翳礼讃」谷崎潤一郎 「人が住んでいる」永井龍男 「変な音」夏目漱石 「赤毛の犬、」阿部知二 「恋と神様」江戸川乱歩 「余が言文一致の由」二葉亭四迷 「日本の小僧」三遊亭円朝 「柿の実」林芙美子 「亡弟」中原中也 「佐竹の原へ大仏を拵えたはなし」高村光雲 「大仏の末路のあわれなはなし」高村光雲 「ピアノ」芥川龍之介 「人の首」高村光太郎 「好き友」佐藤春夫 「子猫」寺田寅彦 「太陽の言葉」島崎藤村 「硝子戸の中」夏目漱石 「不良少年とキリスト」坂口安吾 出版社:mille books 発売日:2022.11 判型・製本:文庫 ページ数:320
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『へこたれてなんかいられない』ジェーン・スー
¥1,760
SOLD OUT
ポンコツだっていいじゃない。 思い込みも、諦めも吹っ飛ばせ! 明日の私にパワーをくれる、ごほうびエッセイ。 出版社:中央公論新社 発売日:2025.1 判型・製本:四六判 ページ数:216
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【サイン入り】『憧れの世界 ——翻案小説を書く』青木淳悟
¥2,530
三島賞作家・青木淳悟はなぜ『耳をすませば』の翻案をくり返すのか? 舞台は1995年、主人公は受験を控えた中学三年生。読書に夢中の少女はくり返し図書館へと出かける。 ジブリアニメ『耳をすませば』に材をとるふたつの翻案小説「憧れの世界」、「私、高校には行かない。」を書き、書き換えつづけた著者。 くり返される翻案を通じて、著者は何に直面し、何を考えているのか。 併録するエッセイではその創作の過程が明らかになる。 出版社:代わりに読む人 発売日:2024.12 判型・製本:四六判並製 ページ数:268
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【サイン本】『先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3』友田とん
¥1,700
SOLD OUT
【版元HPより】 コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。 訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福が綴られる。 出版社:代わりに読む人 発売日:2024.3 判型・製本:新書判 ページ数:144
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【サイン本】『読めないガイドブック パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2』友田とん
¥1,500
フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みる。 だが、関係ない土地のガイドブックを読み進めるのは難しい。立ちはだかる壁、欠落し、捏造されていく記憶。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。 日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。 出版社:代わりに読む人 発売日:2020.11 判型・製本:新書判 ページ数:96