1/1

『いい子のあくび』高瀬隼子

¥1,760 税込

残り1点

別途送料がかかります。送料を確認する

¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

公私共にわたしは「いい子」。
人よりもすこし先に気づくタイプ。
わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。
でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。

郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。
祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。
バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。
「じんしんばいばい」と感じたから。
友人には欠席の真意を伝えられずにいて……
結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。

出版社:集英社
発売日:2023.7
判型・製本:四六判
ページ数:176

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,760 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品