『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』畑中章宏
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『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。 その民俗学の底流にある「思想」とは? 「大きな歴史」から零れ落ちる「庶民の歴史」。 日本列島のすみずみまで歩き、聞き集めた小さな歴史の束から、世間や民主主義、多様な価値、さらには「日本」という国のかたちをも問いなおす。 傍流として、主流が見落としてきた無名の人びとの「語りの力」を信じて――。 出版社:講談社 発売日:2023.5 判型・製本:新書 ページ数:112