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『鷲か太陽か?』オクタビオ・パス(著)、 野谷文昭(訳)
¥792
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『小説の技法』ミラン・クンデラ(著)、 西永良成(訳)
¥858
セルバンテス、カフカ、プルーストなど誰もが知っている名著名作の作者たちとその作品に言及しながら、「小説とは何か」「小説はどうあるべきか」を論じるクンデラ独自の小説論。 2011年刊行の改訂版を底本とした新訳決定版。 知的刺激に満ちた文学入門。 出版社:岩波書店 発売日:2016.5 判型・製本:文庫 ページ数:248
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『冗談』ミラン・クンデラ(著)、 西永良成(訳)
¥1,430
絵葉書に冗談で書いた文章が、前途有望な青年の人生を狂わせる。 十数年後、苦しみに耐え抜いたすえ、男は復讐をもくろむが……. 政治によって歪められた1人の男の流転の人生と愛の悲喜劇を軸にして、4人の男女の独白が重層的に綾をなす、ミラン・クンデラ(1929-)の最高傑作。 作家自らが全面的に改訂した決定版からの新訳。 出版社:岩波書店 発売日:2014.12 判型・製本:文庫 ページ数:530
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『語るボルヘス 書物・不死性・時間ほか』J.L.ボルヘス(著)、 木村榮一(訳)
¥638
1978年6月に、ブエノスアイレスのベルグラーノ大学で行われた連続講演の記録。 ボルヘスが選んだテーマは,「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」、そして「時間」。 ――「この五つのテーマはわたしの内面と深くかかわっていて、これまで自分が思念を凝らしてきたものなのです」(ボルヘス)。 出版社:岩波書店 発売日:2017.7 判型・製本:文庫 ページ数:148
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『伝奇集』J.L.ボルヘス (著)、鼓直(訳)
¥935
夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス。 われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」、宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など、東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集。 出版社:岩波書店 発売日:1993.11 判型・製本:文庫 ページ数:282
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『荒地』T.S.エリオット(著)、 岩崎宗治(訳)
¥1,001
「四月は最も残酷な月……」と鮮烈な言葉で始まる『荒地』は,20世紀モダニズム詩の金字塔である。 本書には,『プルーフロックその他の観察』から『荒地』までのT.S.エリオット(1888-1965)の主要な詩を収録し,その前期の詩作の歩みをたどれるようにした。 難解な詩を味読できるよう詳細な訳注を付した文庫決定版。 出版社:岩波書店 発売日:2010.8 判型・製本:文庫 ページ数:324