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『形而上学叙説 他五篇』ライプニッツ
¥1,276
バロックの天才ライプニッツ。 実体の概念には「それ自身に起きるすべての出来事が含まれている」と説いた中期の代表作『形而上学叙説』をはじめ、アルノー宛書簡、デカルト哲学と対峙した「デカルト『哲学原理』評釈」などを収録。 ライプニッツの世界観の形成過程と後年の「モナド」や「予定調和」の萌芽をここに見る。 新訳。 出版社:岩波書店 発売日:2025.2 判型・製本:文庫 ページ数:424
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『忘れられた日本人』宮本常一
¥1,078
柳田国男・渋沢敬三の指導下に,生涯旅する人として,日本各地の民間伝承を克明に調査した著者(一九〇七―八一)が,文字を持つ人々の作る歴史から忘れ去られた日本人の暮しを掘り起し,「民話」を生み出し伝承する共同体の有様を愛情深く描きだす。 「土佐源氏」「女の世間」等十三篇からなる宮本民俗学の代表作。 出版社:岩波書店 発売日:1984 判型・製本:文庫 ページ数:334
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『饗宴』プラトン
¥792
原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。 一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる。 談論風発、最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美、更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。 プラトン対話篇中の最大傑作。 訳者:久保勉 出版社:岩波書店 発売日:1952.10 判型・製本:文庫 ページ数:194
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『歎異抄』金子大栄 校注
¥550
SOLD OUT
親鸞滅後、弟子唯円が師の言葉をもとに編んだもので難解な仏典仏語がなく、真宗の安心と他力本願の奥義が平易に解かれている。 出版社:岩波書店 発売日:1931.6 判型・製本:文庫 ページ数:94
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『善悪の彼岸』ニーチェ
¥1,210
ニーチェはキリスト教的道徳のもとに,また民主主義政治のもとに「畜群」として生きつづけようとする人々に鉄槌を下す。 彼にとって人間を平等化、矮小化して「畜群人間」に堕せしめるのはこれら既成の秩序や道徳であり、本来の哲学の課題は、まさにこの秩序・道徳に対する反対運動の提起でなければならなかった。 訳者:木場深定 出版社:岩波書店 発売日:1970.4 判型・製本:文庫 ページ数:376