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『悪い言語哲学入門』和泉悠

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【版元HPより】
「あんたバカ?」「だって女/男の子だもん」。
私たちが何気なく使う多くの言葉のどこに問題があるのか?
その善悪の根拠を問い、言葉の公共性を取り戻す。

私たちは言葉を使うことができるため、言葉については誰もが一過言あるかと思われるが、しかしどれだけ美文を理解したり、かけたとしても言語を理論的に理解しているとはいえない。
たとえば、本書のテーマのひとつとなる「悪口」についても、他者を傷つける言葉、などと考えられているかもしれないが、問題はそんなに簡単なものではない。
それだけでは、言葉の真の性質を理解するものにならないからである。
たとえば、メンタルが強いAさんがいて、その人に対して否定的なことをいう人がいるとする。メンタルがつよいAさんはそんな言葉では、傷つくことはない。
だとすると、ここで使われた言葉は「悪口」といえないのだろうか?
もちろん、それには違和感を覚えるだろう、そのため、「悪口」が人を傷つける言葉という定義では、その構造を理解できないのである。
そこで悪口や、その他さまざまな意味での悪い言葉の現象について、そのメカニズムを理解する準備として、言語哲学を中心とした学術的研究において用いられる概念や理論を紹介していく。
そして、悪い言語に立ち向かうために、悪い言語とはなんなのかを探求していくことになる。

出版社:筑摩書房
発売日:2022.2
判型・製本:新書
ページ数:256

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