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『最後の適当日記(仮)』高田純次
¥1,430
SOLD OUT
売れてももう本当にこれが最後の本だよ。 すごい売れたら考えるけど。 高田純次、最終章。 喜寿を目前とした1年間の日記をベースに、過去の人生を語るのか、語らないのか。 付録にデビュー以来出演歴をまとめた「全仕事」も! 出版社:ダイヤモンド社 発売日:2024.1 判型・製本:四六判並製 ページ数:320
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『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 頭木弘樹
¥1,980
思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。 どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。 弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。 『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。 【目次】 ・はじめに 「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」 ・言葉にできない思いがありますか? 口の立つやつが勝つってことでいいのか! 思わず口走った言葉は、本心なのか? 理路整然と話せるほうがいいのか? 好きすぎると、好きな理由は説明できない 「無敵の心理学」がこわい...... 自伝がいちばん難しい 短いこと、未完であること、断片であること ・世の中こんなものとあきらめられますか? 能力のある人がちゃんと評価されれば、それでいいのか? 金、銀、銅、釘のお尻 「感謝がたりない」は、なぜこわいのか? 「かわいそう」は貴い どんな事情があるかわからない 愛をちょっぴり少なめに、ありふれた親切をちょっぴり多めに ・思いがけないことは好きですか? 牛乳瓶でキスの練習 行き止まりツアー 思い出すだけで勇気の出る人 「カラスが来るよ!」と誰かが叫んだ 違和感を抱いている人に聞け! ・別の道を選んだことがありますか? 後悔はしないほうがいいのか 8回、性格が変わった 人の話を本気で聞いたことがありますか? 意表をつく女性たち もう嫌だと投げ出す爽快 迷惑をかける勇気 ・あなただけの生きにくさがありますか? つらいときに思い出せるシーンがありますか? 倒れたままでいること 暗い道は暗いまま歩くほうがいい 失うことができないものを失ってしまったとき、どうしたらいいのか? 大好きな先生はいましたか? とろ火の不幸 「死んだほうがまし」な人生を、どう生きていくか? 目を病んだときの父のにおい ・現実がすべてですか? 永遠に生きられるつもりで生きる 神の矛盾 幻影三題 土葬か火葬か星か 人の青春、虫の青春 死んだ人からの意見 電話ボックスとともに消えた人間の身体 もうひとりの自分 誰かの恩人ではないか ・おわりに エッセイという対話 出版社:青土社 発売日:2024.2.14 ページ数:272
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『女子大で和歌をよむ -うたを自由によむ方法-』 木村朗子
¥2,640
宮廷物語とは57577で織りなすミュージカルである。 日常的に歌を送り合っていた時代。人びとはあらゆる気持ちの高ぶりを和歌にしていた。 だからこそ物語にも日記にもさらには神話にも和歌は必須のものだったのだ。 『源氏物語』『伊勢物語』『和泉式部日記』、さらには現代短歌にも立ち寄りながら、三十一文字の「ことば」が育んできた驚異の文化を、あますところなく伝える魅惑の講義。 出版社:青土社 発売日:2022.2 ページ数:444
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『言の葉の森 日本の恋の歌』チョン・スユン
¥1,760
太宰治や宮沢賢治、茨木のり子、最果タヒ、崔実などの作品を手がける韓国の人気翻訳家が「日本の恋の歌」をめぐって綴る情感ゆたかなエッセイ。 小野小町、紫式部、清少納言、伊勢、和泉式部……が詠んだ熱烈で芳潤な65首をモチーフに、二つの言語の間を行き来しながら日々の生活や仕事について描く。 出版社:亜紀書房 発売日:2021.11 判型・製本:四六判並製 ページ数:240
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『波打ちぎわの物を探しに』三品輝起
¥1,980
私たちはどうして物を買い、所有するのだろうか。 東京西荻で20年間続く雑貨屋「Fall」の店主によるエッセイ集。 物の売買を巡る状況は刻々と変化している。 いままさに波にさらわれんとする物の価値をひとつずつひろいあげる珠玉のエッセイ集。 本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗……、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法をケレン味のない筆致で綴る。 出版社:晶文社 発売日:2024.1 判型・製本:四六判並製 ページ数:244
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『水車小屋のネネ』津村記久子
¥1,980
誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ 18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生—— 助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説 出版社:毎日出版 発売日:2023.3 判型・製本:四六判 ページ数:496
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『シャーロック・ホームズの凱旋』森見登美彦
¥1,980
「天から与えられた才能はどこへ消えた?」 舞台はヴィクトリア朝京都。 洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!? 謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕! 出版社:中央公論新社 発売日:2024.1 判型・製本:四六判 ページ数:480
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『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』キム・ハナ
¥1,650
SOLD OUT
真夜中のバーで繰り広げられる12杯の酒と対話が凝り固まった頭をほぐし、ものの見方を変える! 舞台は、街はずれにあるバーカウンター。 「アイデア」について絶えず考え続けている酒の強い女と、ちょっと保守的でおやじっぽい趣向の男。ふたりは酒を酌み交わしながら、「アイデア」はどうやって生まれるのか、対話形式でその本質を明らかにしていく。 訳者:清水知佐子 出版社:CCCメディアハウス 発売日:2022.9 判型・製本:四六判・並製 ページ数:320
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『ユーチューバー』村上龍
¥1,760
SOLD OUT
若くして鮮烈なデビューを果たした作家 矢﨑健介。 70歳になった矢崎が動画配信サイトで語り出したものは、自由、希望、そしてセックス。 人気作家の 矢﨑健介 とその中年の恋人。そして「世界一モテない」四十男が、都内高級ホテルで出会い、新型コロナ禍で奇妙な交流が始まった。 男が矢﨑に懇願したのは、ユーチューブ番組への出演。 快諾した矢﨑が語るのは、若かりし頃に出会った女たちとの秘話だった。 語られていく、豊かで自由な矢﨑の精神に触れた魅力ある女たち――。 人間の根源的な生命力の源をついに突きとめた傑作長編小説。 出版社:幻冬舎 発売日:2023.3 判型・製本:四六判 ページ数:176
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『働く女性に贈る27通の手紙』小手鞠るい・望月衿子
¥1,430
会社勤めを経てフリーになったライターと、現在はアメリカ在住、出版社勤務経験のある小説家・小手鞠るいが、自らの経験を赤裸々に綴りながら、「女の人生と仕事」について一年間手紙を交わした。 計27通にもなった手紙は、仕事に行き詰った時、漠然とした不安を抱えている時など、きっとあなたを励ましてくれるはず。 すべての働く女性に贈る一冊。
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『月の番人』トム・ゴールド
¥1,650
SOLD OUT
「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに選出された、世界で大人気のマンガ家による、不思議で、愛おしくて、切ない、SFマンガの新境地! 【あらすじ】 「子どもの頃、警官になって月面で暮らすことが夢だったんだ」 主人公は月のコロニーの安全を守る警察官。 しかし、過疎化が進み、事件らしい事件はなにひとつ起こらない。 最近の重大事件といえば、迷子の犬の捜索だ。 やがて住人は、彼を残してつぎつぎと地球に戻っていき、あたりは月の静寂に包まれていく。 谷川俊太郎さん推薦! 「無人の月の寂寥がホントで地球の賑わいがウソみたい」 訳者:古屋 美登里 出版社:亜紀書房 発売日:2021.9 判型・製本:A5変型判・上製 ページ数:96
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『〈寝た子〉なんているの?ー見えづらい部落差別と私の日常』上川 多実
¥2,640
SOLD OUT
「差別はもうない。〈寝た子〉を起こすな」と言われがちな部落問題。 東京生まれの部落ルーツ、シングルマザーの著者は子どもやママ友に〈部落〉をどう伝える!?? 日常から差別について伝える、まったく新しい部落ルーツエッセイ。 「夕ご飯何にしようとか、幼稚園でこんなことがあったらしいとか、私たちはおしゃべりをしながら子どもが遊び終わるのを待つ。そういう日常の話題と同じように、その日は私は公園で、いつも通りのトーンで、部落の話をした」 関西の被差別部落出身で解放運動をする両親のもと、東京の部落ではない町で生まれ育った著者。 家では両親から「差別に負けるな」と言われ、外では「部落なんて知らない」と言う友人たちに囲まれ、混乱しながら自分なりの部落差別との向き合い方を探り大人になる。 やがて2児のシングルマザーとなった著者は子どもに、ママ友に部落をどう伝える!? 日常の中で見えづらい差別は当事者をどう惑わせ苦しめるのか。 泣いて笑って、やがて日本社会の様々なマイクロアグレッションに気付かされる、まったく新しい痛快自伝エッセイ。 出版社:里山社 発売日:2024.2.5 判型・製本:四六判並製 ページ数:288
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『タフラブ 絆を手放す生き方』信田 さよ子
¥1,980
親子でも夫婦でも、友人や上司・部下と同じ。 私は「私」、相手も「私」。 侵入しない・させない関係をつくる。 寂しさと共存し、 穏やかに、やさしく、 タフに暮らすために。 タフラブ(tough love)は、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念。 「手放す愛」「見守る愛」などと訳されている。 東日本大震災以来、「絆」が困難を乗り越えるためのキーワードとして使われてきたが、「絆」は本来、牛馬などをつなぎとめる綱のこと。 親子や夫婦、世間の絆に苦しめられてきた人々のカウンセリングを長年続けてきた著者は「絆」に疑問符を投げかけ、「タフラブ」という生き方を紹介する。 『タフラブという快刀』(2009年)を改題し、加筆・修正・再編集した作品。 出版社:dZERO 発売日:2022.9 判型・製本:四六判 並製 ページ数:216
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『隣人を愛するということ 日系アメリカ人と日本を助けたフレンド派の人々の記録』杉村宰
¥2,200
SOLD OUT
太平洋戦争の前後、日系アメリカ人および日本を助けた勇気あるキリスト教プロテスタント、クエーカーと呼ばれるフレンド派の人物列伝を通じ、今日の分断と争いの時代に「隣人を愛すること」を考える本。 真珠湾攻撃以降、敵とされた米国在住の十二万人の日系人は国内の強制収容所へと集められた。家も仕事も財産も、自由も権利も夢も希望も奪われ、失意と絶望にあった日系人を助けた者たちがいた。 戦前・戦中・戦後の彼らの貢献と働き、エピソードと評伝をまとめたカリフォルニア在住の日系人牧師が、「隣人を愛するということ」の意味を説く。 出版社:三月社 発売日:2024.1 判型・製本:四六判並製 ページ数:192
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『みんなの〈青春〉思い出語りの50年史』石岡学
¥2,310
“キラキラの青春”だけが、青春なのか? 太陽族、みうらじゅん、乃木坂46。 様々なジャンルを横断しながら、私たちの自意識を刺激してやまない青春イメージを読み解く社会文化史。 教育の歴史社会学を専門とする著者による、学問とエッセイの面白さが同居した文化史。 映画・テレビ・ポップミュージック・アイドル文化を横断しながら、青春イメージにせまる。世代を問わず、自身と照らし合わせて読める一冊! 出版社:生きのびるブックス 発売日:2024.2 判型・製本:四六判並製 ページ数:224
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『すべてのものは優しさをもつ』島楓果
¥1,870
「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選として、刊行が決まった著者、島楓果による第一歌集。 「百発百中」と唸らせた、日常への観察眼。本の裏側には金で箔押しされた一首が光る。 出版社:ナナロク社 発売日:2022.1 判型・製本:B6変型 ページ数:164
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【サイン本】『インロック』森口ぽるぽ
¥1,870
SOLD OUT
「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、岡野大嗣 選として、刊行が決まった第一歌集。 「一筆書きの電子音楽」のようと評された短歌を、本の天地を断裁する特殊造本に納めた一冊。 出版社:ナナロク社 発売日:2022.1 判型・製本:四六変型 ページ数:122
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『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』野村日魚子
¥1,870
57577の短歌の形式を「音数」で大きくはみ出す作品群が、短歌のリズムを奏でる歌集。 一篇の物語のような短歌たち。 出版社:ナナロク社 発売日:2022.10 判型・製本:B6変形・仮フランス装 ページ数:184
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『これより先には入れません』谷川俊太郎 木下龍也
¥1,650
谷川俊太郎と木下龍也の書き下ろしの共著を、出版社名を入れない「同人誌」として発売。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。 本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりを収録。 巻末には、木下さんによる「ひとり感想戦」も収録。 出版社:ナナロク社 発売日:2023.11 判型・製本:B6変型・並製 ページ数:134
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『水上バス浅草行き』岡本真帆
¥1,870
SOLD OUT
高知県出身、岡本真帆の第一歌集。 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 出版社:ナナロク社 発売日:2022.3 判型・製本:B6変形上製 ページ数:168
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『音楽』岡野大嗣
¥1,980
歌人、岡野大嗣の第3歌集。 出版社:ナナロク社 発売日:2021.12 判型・製本:B6変型 ページ数:136
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『マレー素描集』アルフィアン・サアット
¥2,200
わたしたちの居場所はどこにあるのか? 48の掌編のつらなりによって現在のシンガポール社会を巧みに描き出したマレー系作家による短編集。 フランク・オコナー国際短編賞候補。 「みんなのつぶやき文学賞」海外編第9位! 訳者:藤井光 出版社:書肆侃侃房 発売日:2021.10 判型・製本:四六判変形、上製 ページ数:248
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『つむじ風、ここにあります』 木下龍也
¥1,870
SOLD OUT
新鋭短歌シリーズ1 【5首】 夕暮れのゼブラゾーンをビートルズみたいに歩くたったひとりで ハンカチを落としましたよああこれは僕が鬼だということですか 自販機のひかりまみれのカゲロウが喉の渇きを癒せずにいる 鮭の死を米で包んでまたさらに海苔で包んだあれが食べたい カードキー忘れて水を買いに出て僕は世界に閉じ込められる 出版社:書肆侃侃房 発売日:2013.5 判型・製本:四六、並製 ページ数:144
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『カメラは光ることをやめて触った』我妻俊樹
¥2,090
我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。 誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。 【収録歌より】 名刺だよ 髪の毛を切って渡すと私のことに気づいてくれる 秋が済んだら押すボタン ポケットの中で押しっぱなしの静かな神社 渦巻きは一つ一つが薔薇なのに吸い込まれるのはいちどだけ ガムを噛む私にガムの立場からできるのは味が薄れてゆくこと 橋が川にあらわれるリズム 友達のしている恋の中の喫茶店 出版社:書肆侃侃房 発売日:2023.3 判型・製本:四六判並製 ページ数:224