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『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』斉藤 倫 著 / 高野 文子 画
¥1,320
わからなくたって、好きになっていいんだよ きみはいつものように、あけっぱなしの玄関から、どんどんぼくの部屋にあがりこみ、ランドセルをおろしながらこういった。 「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」。 ぼくは一冊の詩集をきみに手渡す。 「ここんとこ、読んでみな」。 詩は、おもしろい。そして、詩はことばを自由にし、ことばはわたしたちを自由にする。 20篇の詩を通して、詩人斉藤倫と楽しみ、考える、詩のことそしてことばのこと。 出版社:福音館書店 発売日:2019.4 ページ数:160
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『泣いた赤鬼』文/浜田廣介 画/浦沢直樹
¥1,870
誰もが知っている浜田廣介の不朽の名作「泣いた赤鬼」に、浦沢直樹が40数点のカラ―挿絵をていねいに描き下ろした一冊。 漫画家ならではの、登場人物たちの喜怒哀楽の表情やユーモラスな動き、情感あふれる美しい風景、既存の絵本にはない奇抜であっと驚く世界観――特に、物語の最後に登場する青鬼のさわやかな笑顔、赤鬼の涙する表情は必見! 出版社:小学館 発売日:2011.11 判型・製本:AB判 ページ数:48
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『ありえない仕事術』上出遼平
¥1,650
SOLD OUT
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人による、既存の様式を破壊する新ビジネス論 あなたは天才ではなく、奇跡は起きず、歳ばかりとる—— 組織に依存せず、自分の足で立ち上がる方法とは一体何か。 「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人、上出氏による仕事術を一挙初公開。 出版社:徳間書店 発売日:2024.3.1 判型・製本:四六判変型 ページ数:328
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【サイン入り】『くるぶし』町田康
¥2,860
町田康、初の短歌集。 書き下ろし全352首を収録。 【5首抜粋】 戀人を山に埋めて音樂は四日前から村に漂ふ 花活けて横に巻き寿司現代詩捨ててしまつた夢の置き床 突き指が趣味だと言うたあのひともいまは入間でゴミを食べてる 気い狂てアキレス腱をわがで切り這うて行こかな君の近傍 阿呆ン陀羅しばきあげんど歌詠むなおどれは家でうどん食うとけ 迷惑か? 俺は男だマンナくれ夏場体調崩すかもです 出版社:COTOGOTOBOOKS 発売日:2024.4.1 判型・製本:A5変型判 ページ数:192
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『ZINE FOR GAZA 応答せよ!こちらヒロシマ原爆ドーム前』
¥1,000
SOLD OUT
2023年10月7日の6日後である10月13日から毎日、原爆ドーム前にてVIGIL FOR GAZA(ビジルフォーガザ)が行われています。 ビジルとは通夜、追悼の意味で、広島市立大学准教授の田浪亜央江さんらの呼びかけで始まった有志による抗議と追悼のスタンディング。 スタンディング中やパフォーマンス中の写真、ポスターデザインやイラストなどのアートワーク、活動記エッセイ、掌編小説、メッセージなどで構成された活動の記録。 ※売り上げの一部はパレスチナ支援団体に寄付予定です。 B5版40ページ フルカラー
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『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル
¥1,650
SOLD OUT
みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。 出版社:みすず書房 発売日:2002.11 判型・製本:四六判 ページ数:186
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『それでも人生にイエスと言う』 V.E. フランクル
¥1,870
全世界に衝撃を与えた『夜と霧』の著者がその体験と思索を踏まえてすべての悩める人に「人生を肯定する」ことを訴えた感動の講演集。 出版社:春秋社 発売日:1993.12 判型・製本:四六判 ページ数:224
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【サイン本】『たんぱく質』飴屋法水
¥3,520
なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真 およそ30点が全編をとおして織りなされる あたらしい小説体験 「人という生き物は、どうして生まれて来たのだろうか 生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている これをどうしてほしいと思うのだろう 誰かに、他人というものに 誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか これが、こんな体が、形成されたのか いろいろな、たんぱく質とかで 焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで」
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【サイン本】『アーのようなカー』 寺井奈緒美
¥1,870
SOLD OUT
今を詠う歌人のエッセンスを届ける「新鋭短歌シリーズ」。 生活のあらゆる隙間にユーモアを詰める。(いとうせいこう) この世のいとおしい凸凹 どこまでも平らな心で見つけてきた、景色の横顔。 面白くて、美しくて、悲しくて、ほんのり明るい。(東 直子) 【5首】 改札を通るときだけ鳴く鳥をだれもが一羽手懐けている 柴犬の尻尾くるんの真ん中の穴から見える極楽浄土 耳と耳あわせ孤独を聴くように深夜のバスの窓にもたれて 路上にはネギが一本落ちていて冬の尊さとして立て掛ける なくなれば美しくなる でもぼくは電線越しの空が好きです 出版社:書肆侃侃房 発売日:2019.4 判型・製本:四六・並製 ページ数:144
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『モモ』ミヒャエル・エンデ
¥1,870
時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語。 時間に追われ,人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に,風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせます。 出版社:岩波書店 発売日:1976.9 判型・製本:A5 ・ 上製 ページ数:360
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『「烈女」の一生』はらだ有彩
¥1,870
烈しい時代をサバイブしてきた女たちの生涯 酒井順子さん、ヤマザキマリさん推薦! 「熱い魂を持つ女たちが拓いた道を、私たちは決して見失ってはならない」 (酒井さん) 「「烈」という甲冑の下に、宿命を満身創痍で受け入れる健気な女たちの姿が見えてくる」 (ヤマザキさん) 歴史に名を刻んだ女性たちは、その生の中で何を思い、行動したのか。 性別、人種、文化、階級――数々のスティグマの中にあった20人の人生を、『日本のヤバい女の子』シリーズ等で注目を集める気鋭の著者が独自の視点で紐解く。 登場する女性たち トーベ・ヤンソン/鴨居羊子/相馬黒光/フローレンス・ナイチンゲール 崔承喜/エバ・ペロン/マリー・キュリー/ワンガリ・マータイ フリーダ・カーロ/プーラン・デーヴィー/秋瑾/ダイアナ・フランセス・スペンサー ローラ・モンテス/マーガレット・ミード/吉屋信子/ハンナ・アーレント ソニア・ドローネー/カミーユ・クローデル/人見絹枝 ほか 決して遠い時代の話ではない。今を生きる私たちに強いメッセージと気づきを与えてくれる一冊です。 出版社:小学館 発売日:2024.2 判型・製本:四六判 ページ数:288
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『東京都同情塔』九段理江
¥1,870
SOLD OUT
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。 犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。 ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。 出版社:新潮社 発売日:2024.1 判型・製本:四六判 ページ数:144
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『珈琲の建設』オオヤミノル
¥1,870
野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。 「ドリップなんてする必要ない」、「味には一点など存在せず「間」があるだけ」、「味なんか三流でもサービスがいいところを選ぶ」、「資本は常に「美味しさ」のた めに資本を投下するわけではない」、「お料理とか味とかって形而上と言われる世界と一緒で、複雑だからこそ素晴らしい」などなど、挑発的で、鮮やかなアフォリズム満載の独り語り。 答えではなく思考を、誰かが決めた価値観ではなく、価値を共有するコミュニティを。 コーヒーの本を装った思索の書。 出版社:誠光社 判型・製本:仮フランス装 ページ数:
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『喫茶店のディスクール』オオヤミノル
¥1,870
SOLD OUT
情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。 出版社:誠光社 判型・製本:四六判変型 ・仮フランス装 ページ数:143
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『本屋のミライとカタチ 新たな読者を創るために』北田博充
¥1,870
本屋の未来の姿を考えるノンフィクション。 「書店員」だけではなく、「本の魅力を伝える人」すべてを広義の「本屋」ととらえ、未来の読者を創るために、高校の国語教師や、TikTokerのけんご氏など、いまどんな人たちが活躍しているのかをインタビューなどで紹介。 さらに、プロレス産業など、衰退産業でありながら復活を遂げた業界を取材し、いまだからこそ示せる書店業界の復活のヒントや将来の可能性を探っていく。 出版業界に関わる人、本と本屋を愛する人すべてが必読の一冊。 出版社:PHP研究所 発売日:2024.2 ページ数:264
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『短歌で読む哲学史』山口拓夢
¥1,430
SOLD OUT
【内容】(版元HPより) 短歌で哲学を詠む? その破天荒な試みがもたらした絶大な効果とは! 本書は高校生でも、いや好奇心旺盛な中学生でもするすると読める「哲学史」。 古代ギリシアのタレスからアリストテレス、はたまた中世神学に、カント、ヘーゲル、ドゥルーズ=ガタリまでを一気に読ませる。と同時に、学説の丁寧な解説により哲学の醍醐味を十分に味わうことができる。 哲学が現代に至り精神分析や人類学、文学批評、歴史学など他領域を横断しつつ存在する姿が描き出されている。 そして本書の最大の魅力は、短歌の抒情性と簡潔性を用いて時代時代の西欧哲学の本質に迫り、エッセンスを掴んでいることだ。 本書に触れた読者はおそらく、まるで哲学の大海原に漕ぎ出す船に乗ったかのような知的興奮と醍醐味を味わうにちがいない。 出版社:田畑書店 発売日:2017.1 判型・製本:A5判 ページ数:136
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『愛情観察』 相澤義和
¥2,035
SOLD OUT
Instagramフォロワー10万人以上、アカウント凍結6回。女性から熱烈に愛され、女性を熱烈に愛する写真家、待望の初作品集。 度重なるアカウント凍結により現在はweb上で閲覧不可能な作品群の中から、特に人気の高い作品を厳選したベリー・ベスト・オブ・相澤義和。 出版社:百万年書房 発売日:2019.2 判型・製本:小B6 ページ数:240
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『愛の輪郭』相澤義和
¥2,035
不明瞭で抽象的な、愛という存在がなんなのかを知っておきたい。 相澤義和(『愛情観察』)による、愛と生活を巡る珠玉の作品集。 3年間にわたる、恋人との日常を撮りためた写真集。 まるで他人のiPhoneのカメラロールを覗き見しているような、生々しさ。 徹底的に個人的であり、だからこそ普遍的な、「ふたりだけの世界」の記録 出版社:百万年書房 発売日:2020.4 判型・製本:四六変形 ページ数:240
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【サイン本】『あかるい花束』岡本真帆
¥1,870
8刷累計2万部を突破した『水上バス浅草行き』から2年、待望の第2歌集。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首を収録。 出版社:ナナロク社 発売日:2024.3.21 判型・製本:B6変形判・上製 ページ数:176
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『生きる演技』町屋良平
¥2,475
家族も友達もこの国も、みんな演技だろ――元「天才」子役と「炎上系」俳優。 高1男子ふたりが、文化祭で演じた本気の舞台は、戦争の惨劇。芥川賞作家による圧巻の最高到達点。 本心を隠した元「天才」子役・生崎(きざき)と、空気の読めない「炎上系」俳優・笹岡(ささおか)。 性格は真逆だが、同じように親を憎み、家族を呪い、そして「家族を大事に」というこの国が許せない。 互いの本音を演じあうふたりはどこへ向かうのか――? 「今この国の空気」を生きるすべての人へ問う衝撃作! 出版社:河出書房新社 発売日:2024.3.14 判型・製本:46変形 ページ数:368
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『未知を放つ』しいねはるか
¥1,500
”普通”に迎合しようとしてみても、心身がついてこない。 既成の概念にとらわれず、未知に自己を放ってみると、いびつな欠点は生きるためのギフトに変化していった。 『未知を放つ』は、コンプレックスを煮詰めた著者による生活の奮闘記であり、ちいさな実験の記録であり、愛とユーモアと脇汗が染み込んだノンフィクションエッセイ。 【目次】 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活
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『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』小野寺伝助
¥825
SOLD OUT
クソみたいな世界だなぁ、クソみたいな自分だなぁ、という日々に。 パンク的価値観による、パンク的読書を。 【掲載タイトル】 第1章「はみ出す」 「うらおもて人生録」著:色川武大 「アナキズム・イン・ザ・UK 壊れた英国とパンク保育士奮闘記」著:ブレイディみかこ 「断片的なものの社会学」著:岸政彦 「ガケ書房の頃」著:山下賢二 「エリック・ホッファー自伝 構想された真実 」著:エリック・ホッファー 第2章「D.I.Y精神」 「檀流クッキング」著:檀一雄 「あしたから出版社」著:島田潤一郎 「圏外編集者」著:都築響一 「ゼロからトースターを作ってみた結果」著:トーマス・トウェイツ 「壊れた世界で”グッドライフ”を探して」著:マーク・サンディーン 「夜と霧」著:ヴィクトール・E・フランクル 第3章「NO WAR」 「街場の戦争論」 著:内田樹 「憲法九条を世界遺産に」著:太田光・中沢新一 「ぼくらの民主主義なんだぜ」著:高橋源一郎 「一九八四年」 著:ジョージ・オーウェル 「バカボンのパパと読む「老子」」 著:ドリアン助川 「あの素晴らしき七年」著:エトガル・ケレット 第4章「ローカルとユニティ」 「「消費」をやめる~銭湯経済のすすめ~」著:平川克美 「新宿駅最後の小さなお店ベルク」著:井野朋也 「怪しい交遊録」阿佐田哲也 著 「サードウェーブ・コーヒー読本」 著:茶太郎豆央 「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」著:渡邉 格 第5章「破壊と構築」 「サンショウウオの明るい禅」著:玄侑宗久 「いのちの食べ方」著:森達也 「学校で教えてくれない音楽」著:大友良英 「勉強の哲学~来るべきバカのために~」著:千葉雅也 第6章「衝動と行動」 「快楽主義の哲学」著:澁澤龍彦 「へろへろ」著:鹿子裕文 「生きているのはひまつぶし」著:深沢七郎 「人間滅亡的人生案内」著:深沢七郎 「モモ」著:ミヒャエル・エンデ
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『クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書』小野寺伝助
¥935
SOLD OUT
2018年に刊行した『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』の続編。 「ユニティ」「D.I.Y」「反差別」「NO WAR」「NO FUTURE」「REVOLUTION」など、考え方やライフスタイルとしてのパンクに通ずる良書を紹介することで、クソみたいな世界で抗い、生きづらい現代にツバを吐いて軽やかに生きるためのパンク的価値観を提示 【目次】 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6. REVOLUTION 「世界を変える」で抗う 発行:地下BOOKS
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『再上映』埜中なの
¥1,000
歌集。