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『終わりの始まり』ソ・ユミ
¥1,760
<あらすじ> 末期がんで苦しむ母の看病、妻との離婚を目前にし、幼いころの父の死が亡霊のように付きまとうヨンム。 夫とはすれ違い、愛を渇望するも満たされず、若い男とのひとときの恋に走るヨンムの妻・ヨジン。貧困の連鎖から逃れられず、社会に出てもバイトを転々とし、恋人との環境の違いに悩むヨンムの部下ソジョンの物語とが交錯する。 「甘ったるい春夜の空気を物悲しく」感じる人々のストーリーは不幸という共通分母の中で一つになり、三人の人物が感じる「静かにうごめく喪失感」が小説の根底に流れている。 それぞれがその喪失感を乗り越え、成長していく四月の物語を、やさしい視点で描き出す。 訳者:金みんじょん 出版社:書肆侃侃房 発売日:2022.10 判型・製本:四六判並製 ページ数:176
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『クアドラプル プレイ』蝦名泰洋 野樹かずみ
¥1,500
【版元HPより】 背景の夜空がふいに明るんで君の笑顔にかわる流星――泰洋 次々とすべり台から降りてくるふしぎ座流星群の星たち――かずみ 二つの彗星の出会いと別れ 2021年夏、蝦名泰洋は、北の星座へと旅立った 南の野樹かずみに〈光の箱〉を託して ――――――――加藤治郎 昨日の自分に向かって希望が持てる文学なんて世界広しと言えど日本の連句ぐらいでしょう。 最初の両吟から、三〇年です。 私たちの両吟が、途中の一八年の中断を経ながらも、ここまでつづいてきたのは、蝦名さんのこの心がけのおかげでしょう。 私たちの両吟集が、この世界に、そのような足音があるということの、ひとつの証明であればよいと思います。だれにとっても、友の足音がありますように。どんなときも、友の足音があること、足音になることを、けっしてあきらめないでいてくれますように。 (あとがきより) 出版社:書肆侃侃房 発売日:2021.9 判型・製本:B6変形・並製 ページ数:160
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『現代短歌パスポート3 おかえりはタックル号』
¥1,100
大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 木下龍也 菅原百合絵 上坂あゆ美 山階基 服部真里子 山下翔 山川藍 川村有史 青松輝 橋爪志保 出版社:書肆侃侃房 発売日:2024.5 判型・製本:四六判変形・並製 ページ数:112
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『乱反射』小島なお
¥1,540
現代短歌新人賞と駿河梅花文学賞をW受賞し、映画化もされた小島なおの第一歌集が新装復刊。 【収録歌より】 こころとは脳の内部にあるという倫理の先生の目の奥の空 もう二度とこんなに多くのダンボールを切ることはない最後の文化祭 講堂で賛美歌うたう友達のピアスの穴を後ろから見る 噴水に乱反射する光あり性愛をまだ知らないわたし なにもないこともないけどなにもない或る水彩画のような一日 出版社:書肆侃侃房 発売日:2023.4 判型・製本:四六判変形・並製 ページ数:128
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『あはひの森』浅井のりこ
¥1,650
【版元HPより】 生後まもなく逝きし子へ 幸せのただなかにいるときほど、人は不吉な予感に捉われてしまうものなのかもしれない。浅井のりこさんにはとりわけその思いがつよかった。 現実となってしまった哀しみを乗りこえて今を生きる女(ひと)の歌々。 そこにはこまやかな夫婦愛と、歌に向かうひたむきな心という支えがあった。────今野寿美 悲しみは現在完了進行形すがたを変へて今のかなしみ 子育ての苦楽の章は落丁し未完の本のタイトルも無し 若き日の父の作りし歌と逢ふ娘の知らぬ父がほうと息せり 生まれ来しいのちの意味を問ひながらあの日もけふもあしたも生きる 名を呼べば「我在」と答ふ寝入るまへふたりのあそび 息してますか (今野寿美選 ) 出版社:書肆侃侃房 発売日:2023.3 判型・製本:四六版並製 ページ数:160
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『レースの村』 片島麦子
¥1,650
【あらすじ】 大学の友人サクマの帰省に同行したぼくは、そこで幽霊と暮らす奇妙な村人たちと出会う…「幽霊番」。女性だけの村で育った卯月と、「騙されちゃ、だめよ」と云い、突然いなくなってしまったハルカ。サナさんの秘密の儀式を偶然目撃した卯月は、自分の知らない世界があることに気づいてしまう…「レースの村」。夫との関係はいつも少しずれていると感じる杏子はバイト先の店長とのふとしたはずみで起こった出来事により…「空まわりの観覧車」。透明になった犬の夢二、病気がちで寝たきりの姉綾子とともに過ごす日々はあの雪の日のように儚い…「透明になった犬の話」。綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語。 出版社:書肆侃侃房 発売日:2021.4 判型・製本:四六判・上製 ページ数:192
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『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』しんめいP
¥1,650
SOLD OUT
ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。 生きづらさがマシになる(かもしれない) それが、東洋哲学。 「人生でやりたいことってなんだろう?」 「本当の自分ってなんだろう?」 そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。 すべての答えは、「東洋哲学」にあった! 東洋の哲学者たちは、 とにかくみんなキャラが濃くてバグってる。 でも、そんな彼らの教えは、 「どう生きればいいか?」という人類普遍の悩みを打破する「考え方」を ぶっ飛んだ方法で、でも論理的に、導いてくれる 無我、空、タオ、禅、他力、密教… 知れば知るほど、 この世界や自分の見え方が変わってしまうのが 東洋哲学の面白さ。 本書では、インド・中国・日本から、 ブッダ/龍樹/老子/荘子/達磨大師/親鸞/空海 7人の哲学者たちの教えをご紹介。 あなたの悩みに合ったお気に入りの哲学者が、きっと見つかるはず。 出版社:サンクチュアリ出版 発売日:2024.4.23 判型・製本:B6判 ページ数:240
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『幽霊ホテルからの手紙』蔡駿
¥2,145
〈中国のスティーヴン・キング〉が放つホラーミステリー! ある雨の夜、若い警察官・葉䔥(イエシャオ)の家を、幼馴染の作家の周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。 周旋は思いつめた様子で、木の小箱を取り出す。ある夜、バスで隣り合わせた血だらけの美しい女性・田園(ティエンユエン)から預かったという。しばらく仕事で上海を留守にしていた周旋が田園を訪ねると、警備員から彼女は心臓発作で亡くなったと告げられた。周旋が自宅に戻ると留守電に彼女のメッセージが入っていた。「あの箱を幽霊旅館に届けて。場所は……」と途中で切れており、発作を起こして電話をかけ、途中で亡くなったと思われた。 周旋は、小箱を届けたいので田園の身元を調べてほしいと葉䔥に頼む。葉䔥が調べてみると、田園は実力と美貌を兼ね備えた伝統演劇の女優で、一時は大変な人気だったが、3年前、公演中に心臓病の発作で倒れ、それ以来ひっそりと暮らしていた。病は悪化し、死を予感して苦しんでいたらしく、精神科にも通院していたことがわかった。 葉䔥の調べで、幽霊旅館は浙江省K市西冷鎮にあることがわかり、周旋は木箱を携えて旅立つ。やがて葉䔥はのもとに、周旋から手紙が届くようになる。幽霊旅館では電気も電話も使えず、近くの集落の郵便ポストから手紙を出すしかないが、旅館で手紙を受け取ることはできないから、一方的に書くことにするというのだ。 そこで語られる幽霊旅館での謎の人々との日々、やがて幽霊騒動が持ち上がり……。幽霊旅館に滞在している人々の事情も正体も二転三転し、誰のいうことが本当なのかわからない。私たち読者は、謎が解けては深まる「藪の中」へと誘われていく! 訳者:舩山むつみ 出版社:文藝春秋 発売日:2023.4 判型・製本:四六判 軽装 並製カバー装 ページ数:352
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『母を失うこと ——大西洋奴隷航路をたどる旅』サイディヤ・ハートマン
¥3,080
ブラックスタディーズの作家・研究者、サイディヤ・ハートマンが、かつて奴隷が旅をした大西洋奴隷航路を遡り、ガーナへと旅をする思索の物語。 奴隷になるとはいかなることか? そして、奴隷制の後を生きるとはいかなることか? ガーナでの人々との出会い、途絶えた家族の系譜、奴隷貿易の悲惨な記録などから、歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典的作品にして、紀行文学の傑作。 訳者:榎本空 出版社:晶文社 発売日:2023.9 判型・製本:四六判上製 ページ数:376
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『台湾漫遊鉄道のふたり』楊双子
¥2,200
炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも——。 結婚から逃げる日本人作家・千鶴子は、台湾人通訳・千鶴と“心の傷”を連れ、1938年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。台湾グルメ×女たち×鉄道小説! 訳者:三浦裕子 出版社:中央公論新社 発売日:2023.4 判型・製本:四六判 ページ数:300
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『短歌研究 2024年 05・06月 合併号』
¥1,870
昭和七年創刊の短歌総合誌「短歌研究」。 【 一挙掲載三〇〇歌人の新作作品集 テーマ「2024年のうた」】 【スペシャル企画】 ①『源氏物語』から二首(書家・根本 知 書き下ろし) ②短歌とデザイン(伊藤 紺+脇田あすか) ③タワマン文学と歌舞伎町(ユニット 麻布競馬場+SHUN+KURI) ④「アイドル歌会」公式ミニ歌集 ⑤芸人+短歌コミック「呪文よ世界を覆せ」ニコ・ニコルソン ⑥短歌アンソロジー「このまち」五十首(選=千葉 聡) 出版社:短歌研究社
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『「銀河を産んだように」などⅠⅡⅢ歌集』大滝和子
¥2,200
第一歌集『銀河を産んだように』、第二歌集『人類のヴァイオリン』、第三歌集『竹とヴィーナス』、既刊の全三歌集を完全収録。 【自選三首】 サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい 『銀河を産んだように』 張りつめたガラスごしなる月光よ 百合のなかにも奥の細道 『人類のヴァイオリン』 たれもみな初恋のひと秘めている雑踏という森へ入りゆく 『竹とヴィーナス』 出版社:短歌研究社 発売日:2024.4.25 判型・製本:新書判/天アンカット ページ数:384
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『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』近藤康太郎
¥1,650
SOLD OUT
一日の大半、人は〈仕事〉している。 ゆえに毎日をハッピーにするには「好きな仕事の比重を増やすこと」と「好きでない仕事をおもしろくすること」だ。 そのために必要な要素が、〈勉強〉と〈遊び〉である。 〈仕事〉〈勉強〉〈遊び〉は連鎖し、補完し合う――作家で猟師、ベストセラー『三行で撃つ』の著者による人生講座 出版社:CCCメディアハウス 発売日:2024.4.26 判型・製本:四六判・並製 ページ数:200
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『センスの哲学』千葉雅也
¥1,760
SOLD OUT
服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。 何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。 フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。 哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生! 出版社:文藝春秋 発売日:2024.4.5 判型・製本:四六判・並製 ページ数:256
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『逃げても、逃げてもシェイクスピア―翻訳家・松岡和子の仕事―』草生亜紀子
¥1,980
ソ連に11年抑留された父、女手一つで子供達を守り育てた母。 自身の進学、結婚、子育て、介護、そして大切な人達との別れ――人生の経験すべてが、古典の一言一言に血を通わせていった。 最初は苦手だったシェイクスピアのこと、蜷川幸雄らとの交流、一語へのこだわりを巡る役者との交感まですべてを明かす宝物のような一冊。 出版社:新潮社 発売日:2024.4.17 判型・製本:四六判 ページ数:224
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『ハコウマに乗って』西川美和
¥1,980
映画監督の毎日は、平凡で、ドラマチック(ときどき爆笑) 血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。 数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔 出版社:文藝春秋 発売日:2024.4.5 判型・製本:四六判 ・仮フランス装 ページ数:208
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【サイン本】『『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む』上坂あゆ美 岡本真帆
¥1,320
「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(書肆侃侃房とナナロク社)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 出版社:ナナロク社 発売日:2023.2 判型・製本:B6変形・並製 ページ数:160
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『休養学 あなたを疲れから救う』片野秀樹
¥1,650
SOLD OUT
疲れたらコーヒーを飲む ●疲れたときは寝るのが一番 ●甘いもので自分にごほうび ……こんなこと、していませんか? 実は疲労を取るには全部「×」な方法です。 「いつも体が重い」 「寝ても寝てもだるく、疲れがとれない」 「会社に行くだけでヘトヘトになる」 「休みの日に何をしていいかわからない。結局、一日じゅうゴロゴロしている」 「週末に寝だめをすると、休み明けはかえってぐったりしてしまう」 ……あなたはこんな悩みを抱えていませんか? 「ゆっくり休みたいのに休めない」のは、日本では「休むこと」イコール「なまけてること」という考えがしみついていることにあります。疲労は熱や痛みと同じ、体からの警告です。本来は「今日は疲れているので、休みます」と言えなくてはおかしいのです。 本書では、これまで栄養や運動に比べて軽視されてきた「疲労」と「休息」について科学的な解説を加え、 ・人はなぜ疲れるのか ・疲れても無理をして休まずにいると、人間の体はどうなるのか ・どんな休み方をすれば最も効果的に疲れがとれるのか ……といった疑問に答えていきます。 さらに、休養を7種類に分類し、それらを組み合わせて、自分がもっともリフレッシュできる休み方を見つける方法も伝授します。 「日本人の約8割が疲れている」というデータもあります。ただ、世界各国と比べて平均労働時間がとくに多いわけではありません。日本人は「休み下手」なのです。 本書を読んで、単に寝る、休息するといった「守りの休養」から、「攻めの休養」へ今すぐシフトしましょう! 出版社:東洋経済新報社 発売日:2024.2 判型・製本:四六判並製 ページ数:216
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『休むヒント。』編:群像編集部
¥1,430
SOLD OUT
休みなよ、って言われても。 ・休日、何もしてないのに気づいたら夕方になっている。 ・お休みなのに、つい仕事のメールをチェックしてしまう。 ・折角の休みだからと、逆に予定を詰め込み過ぎてしまう。 ・全然休めた気がしないまま、月曜の朝を迎えてしまう。 ・「休みの日って何してるの?」と聞かれるのが怖い。 ――ひとつでも当てはまってしまったあなた、必読です!! 働き方改革時代、ワークライフ「アン」バランスなあなたに贈る、休み方の処方箋(エッセイ・アンソロジー)! 覗いてみません? あの人たちの、休み方。 (執筆者一覧・50音順) 麻布競馬場、伊沢拓司、石井ゆかり、石田夏穂、岡本 仁、角田光代、角幡唯介、くどうれいん、古賀及子、小西康陽、斉藤壮馬、酒井順子、酒寄希望、向坂くじら、佐藤良成、杉本裕孝、高橋久美子、滝口悠生、武田砂鉄、竹田ダニエル、つづ井、年森 瑛、永井玲衣、蓮實重彦、平松洋子、藤代 泉、古川日出男、星野博美、堀江 栞、益田ミリ、宮内悠介、宮田愛萌、吉田篤弘 出版社:講談社 発売日:2024.4 判型・製本:B6変型 ページ数:208
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『これが生活なのかしらん』小原晩
¥1,650
自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した 『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作。 まぶしいほどまっすぐで、愛おしい。ままならない生活をめぐる38編のエッセイ。 出版社:大和書房 発売日:2023.9 判型・製本:四六判 ページ数:184
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『美容の科学 ——「美しさ」はどのようにつくられるか』尾池哲郎
¥1,870
「肌のキメこそ美人の条件」「もっと美白、もっとアンチエイジング」…… 美容にまつわる惹句はあふれているが、そもそも「美しい」とは何なのか? 独自の高級化粧品を研究・開発してきた著者が、科学の知見で「美しさ」について徹底分析。 ふだんのスキンケアを科学の視点でとらえかえせば、目からウロコの美容論にたどりつく。 スキンケアの謎に迫る、これからの美容のバイブル。 出版社:晶文社 発売日:2024.4 判型・製本:四六判並製 ページ数:248
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『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン , 森田真生
¥1,980
「ここにきてよかったね」この星はすべての生命を祝福している 。世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を書き継ぐ。 出版社:筑摩書房 発売日:2024.3 判型・製本:四六判 ページ数:184
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『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』 今井むつみ、秋田喜美
¥1,056
SOLD OUT
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。 なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは? ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。 鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。 認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。 出版社:中央公論新社 発売日:2023.5 判型・製本:新書判 ページ数:296
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『しびれる短歌』東 直子、穂村 弘
¥968
恋、食べ物、家族、動物、時間、お金、固有名詞の歌、そして、トリッキーな歌…。 さまざまな短歌について、その向こうの景色や思いを語る。 歌人の二人による楽しい短歌入門。 出版社:筑摩書房 発売日:2019.1 判型・製本:新書判 ページ数:224